体感温度を算出するアプリ
最近のエアコンには外気温や体感温度を表示できるものがあることを以前紹介しました。
体感温度は皮膚の水分が蒸発したり、熱が奪われたりすることで人間の肌が感じる温度ですが、これは気温、湿度、風速などによって変化します。
これに関するアプリを作成しました。
ー> 体感温度を算出するアプリ
● アプリ画面の例
最近のエアコンには外気温や体感温度を表示できるものがあることを以前紹介しました。
体感温度は皮膚の水分が蒸発したり、熱が奪われたりすることで人間の肌が感じる温度ですが、これは気温、湿度、風速などによって変化します。
これに関するアプリを作成しました。
ー> 体感温度を算出するアプリ
● アプリ画面の例
今年の夏に買い替えたPanasonic製エアコン、「お知らせ」ボタンを押すと体感温度(または室内温度)、室内湿度に加えて室外温度(外気温)も表示できます。
これらの表示はエアコンが停止中でも可能で、非常に便利です。
(下図はエアコンのカタログより抜粋)
以前のエアコンはこれらの表示が全くなく、設定温度に対して実際の室温を確認するには温度計を見る以外に方法がありませんでしたし、外気温などはあまり意識していませんでした。
また、体感温度は人間の肌が感じる温度で、皮膚面の水分が蒸発したり、熱が奪われたりすることで生ずるものです。
気温、湿度、風速と体感温度の関係(計算式)については別途調べてみようと思います。
洗面台が臭う原因の1つとされる「排水トラップの封水がなくなる」問題に関連して、先に水の蒸発量を推定するアプリを作成・紹介しましたが、今回アプリの機能を若干Upしました。
横軸に温度以外の値(気圧、風速、代表長さ)を指定することが可能になっています。
広島市内は12/7(水)この冬1番の冷え込みとなり(朝の最低気温 4.1℃)、エアコンンが霜取り運転に入りました。
霜取り運転時に室外機を見ると吸込口(アルミフィン)にはびっしり霜が付いています。
まるで粉雪のような状態で、室外機の側面、後面は真っ白です。
数分で霜取り運転が終了しました。
今年の夏に買い替えたエアコンで、霜取り時の体感温度低下を抑えるために霜取り運転前に部屋に熱をチャージするようになっているとか・・・。
霜は0℃以下に冷えた物体の表面に空気中の水蒸気が昇華して氷の結晶として堆積したものです。
気温 4.1℃は地上1.5mでの値であり、地面付近では0℃近くになっていることもあります。
また、4.1℃は広島地方気象台での気温で、我家(広島市安佐南区内)ではそれより低い可能性があります。
以上のことから、霜ができても不思議ではありません。
● 霜の付着状況 (一部ブラシを掛けた)
● 霜取り運転中の室外機(上)と運転停止中の室外機(下)
● 霜取り運転終了時
ブラシを掛けた部分に水滴が残っている(右側写真)が、他はきれいに。
排水トラップは内部に水を溜めて排水管からの臭気や害虫などの侵入を防ぐための仕組みです。
洗面台の近くで他の系統、例えばトイレや洗濯機で大量の水を流した場合は、これによって洗面台排水管の内部が負圧になって排水トラップの封水が吸引されてなくなることがあるようです。
ここ1か月ほどは洗面台の臭いをほとんど感じなくなりました(季節のせいか?)が、念のため封水部の水深を測ってみました。
洗面台の排水口から、長さ約30cmの棒をトラップ部の底に当たるまで差し込んで、棒先端の濡れた部分の長さを見ます。
12/3~12/7の4日間にわたって数回測定しましたが、いずれも90~100mm程度でほとんど変化はありませんでした。 封水は残っていました。
尚、洗面台から排水する際に排水がトラップの中を満水状態で流れると、サイホン作用によってトラップ内の水も吸引されてしまうことがあるとの情報も見かけますが、この洗面台で大量の水を一気に流すことはないのでその恐れはないと考えています。
今のところ、吸出し作用、サイホン作用によりトラップ部の封水がなくなることはないようですが、今度臭気が気になった時点でトラップ部の水深を再度計測してみようと思います。
洗面台が臭う原因の1つとされる「排水トラップの封水がなくなる」問題に関連して、水の蒸発量を推定するアプリを作成しましたので紹介します。
これによれば、気温22℃、湿度55%のときの蒸発量は
・1時間当たり 0.057mm程度
・1日当たり 1.4mm程度
・従って、1年では 50cm程度
となることがわかります。
以前行った蒸発量測定結果(約1mm/日)や年間50~100 cm程度であるという一般的な情報にも大体合致しています。
これらのことから、排水トラップの封水が自然に蒸発してなくなることは通常は考えられないことがわかります。
● アプリ画面の例:
水の蒸発量は温度、湿度以外にも気圧、水面の大きさ、風速その他によっても変化しますが、興味のある方は下記アプリをご覧ください。
先に洗面台のトラップ部の封水が自然に蒸発してなくなることは通常は考えられないことを紹介しました。
ここでは、実際にコップの水が室内でどの程度蒸発するか測定した結果を示します。
1日に約1mm水位が下がっていることがわかります。
以前紹介した数値に比べて若干少なくなっていますが、条件が同じではないので単純に比較はできません。
・調査期間:2016/11/18 ~ 11/24
・室温:18℃~20℃程度、湿度:50~90%程度
・コップの形状
円錐台状のコメの計量カップに80ccの水を入れ、台所の出窓に置く。
水面付近の直径≒60mm
水面の面積=3.14 x 3 x 3 = 28cm2
水深1mm分の重さ=2.8g
容器を含めた重さを測定し、水位の変化に換算
15g減/134h ->5.3mm減/134h -> 約1mm減/日
・コップ内の水面に風がほとんど当たらないので蒸発量が少ないのかもしれません(蒸発量は風速により大きく変化する)。
・同様のコップを別の北側の部屋(温度が数度低い)にも置きましたが、こちらの蒸発量は上記の7割程度でした。
洗面台が臭う原因の1つとされる「排水トラップの封水がなくなる」問題について更に考えてみました。
前回の検討で、トラップ部の容積は約150cc、コップ1杯弱でした。
S字トラップ部の管継手は写真のようになっていて、ここから水が漏れても封水はなくなりません。 実際、継手からの水漏れもありません。
ここでは封水の自然蒸発について考えます。
室温、水温、湿度、風速によって蒸発量は変化しますが、東京工科大学工学部応用化学科BLOGには、
・ビーカの水が1日に約1.7mm蒸発した。
・日本では大体年間50~100 cm程度の蒸発量となる。
とあります。
この程度の蒸発量ならば、1日1回、洗面台の蛇口をひねって水を流せば、自然蒸発により封水がなくなることはなさそうです。
室温、水温、湿度、風速と蒸発量の定量的関係(計算式)については別途調べてみる予定です。
洗面台が臭う原因の1つとされる「排水トラップの封水がなくなる」問題について考えてみました。
S字型トラップ部の容積Vは、管内径 ≒ 3cm、高さ ≒ 10cm として、大略
V ≒ 1.5 x 1.5 x 3.14 x 10 x 2 ≒ 150cm3
コップ約1杯分です。
2Fにあって使用頻度の少ない洗面台ですが、1日に数回蛇口をひねって水を出し、排水トラップに溜まるように心掛けています。
そのお陰か、あるいは季節的な要因かわかりませんが、最近はあまり気にならなくなりました。
最近、2Fにある洗面台の近くで時々下水のような嫌な臭いがすることがあります。
雨天のときに発生することが多いように感じますが、確たる状況はまだ掴んでいません。
ネットで調べると、大きく次の2つの原因が考えられるようです。
(1)洗面台の排水ホースと立ち上がり配管のパッキン部が浮いて隙間がある。
(2)排水トラップの封水がなくなっている。
・排水管のサイホン作用によって、排水時に封水が引っ張られてしまうことがある。
・換気扇などを回すと洗面室内が負圧になって、余計に排水管から空気が引っ張られる。
(24時間換気システムを設置している場合も同様)
上記のような状態にあるときは下水管からの臭いが上がって来易く、特に雨天時などで気圧が低い場合は増幅されるのかもしれません。
我が家でも洗面台の近くに24時間換気システム用の換気扇があり、これが影響している可能性もあります。
もう少し状況を観察し、また色々と調べて、住宅メーカにも相談しようと考えています。