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2016年12月 1日 (木)

洗面台から時々嫌な臭いが(6):水の蒸発量を推定するアプリ

洗面台が臭う原因の1つとされる「排水トラップの封水がなくなる」問題に関連して、水の蒸発量を推定するアプリを作成しましたので紹介します。

これによれば、気温22℃、湿度55%のときの蒸発量は
 ・1時間当たり 0.057mm程度
 ・1日当たり 1.4mm程度
 ・従って、1年では 50cm程度

となることがわかります。

以前行った蒸発量測定結果(約1mm/日)や年間50~100 cm程度であるという一般的な情報にも大体合致しています。

これらのことから、排水トラップの封水が自然に蒸発してなくなることは通常は考えられないことがわかります。

● アプリ画面の例:

Vapor

水の蒸発量は温度、湿度以外にも気圧、水面の大きさ、風速その他によっても変化しますが、興味のある方は下記アプリをご覧ください。

 -> 水の蒸発量を算出するアプリ

2016年11月27日 (日)

洗面台から時々嫌な臭いが(5):水の蒸発量測定

先に洗面台のトラップ部の封水が自然に蒸発してなくなることは通常は考えられないことを紹介しました。

ここでは、実際にコップの水が室内でどの程度蒸発するか測定した結果を示します。

1日に約1mm水位が下がっていることがわかります。

以前紹介した数値に比べて若干少なくなっていますが、条件が同じではないので単純に比較はできません。

・調査期間:2016/11/18 ~ 11/24
・室温:18℃~20℃程度、湿度:50~90%程度

Graph 【参考】

・コップの形状

Img_5490

  円錐台状のコメの計量カップに80ccの水を入れ、台所の出窓に置く。
  水面付近の直径≒60mm
  水面の面積=3.14 x 3 x 3 = 28cm2
  水深1mm分の重さ=2.8g
  容器を含めた重さを測定し、水位の変化に換算
   15g減/134h ->5.3mm減/134h -> 約1mm減/日

・コップ内の水面に風がほとんど当たらないので蒸発量が少ないのかもしれません(蒸発量は風速により大きく変化する)。

・同様のコップを別の北側の部屋(温度が数度低い)にも置きましたが、こちらの蒸発量は上記の7割程度でした。

2016年11月19日 (土)

洗面台から時々嫌な臭いが(3):トラップ部の水の蒸発は?

洗面台が臭う原因の1つとされる「排水トラップの封水がなくなる」問題について更に考えてみました。

前回の検討で、トラップ部の容積は約150cc、コップ1杯弱でした。

Img_5282

S字トラップ部の管継手は写真のようになっていて、ここから水が漏れても封水はなくなりません。 実際、継手からの水漏れもありません。

ここでは封水の自然蒸発について考えます。

室温、水温、湿度、風速によって蒸発量は変化しますが、東京工科大学工学部応用化学科BLOGには、

・ビーカの水が1日に約1.7mm蒸発した。
・日本では大体年間50~100 cm程度の蒸発量となる。

とあります。

この程度の蒸発量ならば、1日1回、洗面台の蛇口をひねって水を流せば、自然蒸発により封水がなくなることはなさそうです。

室温、水温、湿度、風速と蒸発量の定量的関係(計算式)については別途調べてみる予定です。

2016年11月13日 (日)

洗面台から時々嫌な臭いが(2):トラップ部の容積

洗面台が臭う原因の1つとされる「排水トラップの封水がなくなる」問題について考えてみました。

S字型トラップ部の容積Vは、管内径 ≒ 3cm、高さ ≒ 10cm として、大略

 V  ≒ 1.5 x 1.5 x 3.14 x 10 x 2 ≒ 150cm3

コップ約1杯分です。

2Fにあって使用頻度の少ない洗面台ですが、1日に数回蛇口をひねって水を出し、排水トラップに溜まるように心掛けています。

そのお陰か、あるいは季節的な要因かわかりませんが、最近はあまり気にならなくなりました。

Trap

ー> 洗面台から時々嫌な臭いが(1)

2016年11月 1日 (火)

洗面台から時々嫌な臭いが(1):考えられる原因

最近、2Fにある洗面台の近くで時々下水のような嫌な臭いがすることがあります。

雨天のときに発生することが多いように感じますが、確たる状況はまだ掴んでいません。

ネットで調べると、大きく次の2つの原因が考えられるようです。

(1)洗面台の排水ホースと立ち上がり配管のパッキン部が浮いて隙間がある。

(2)排水トラップの封水がなくなっている。
   ・排水管のサイホン作用によって、排水時に封水が引っ張られてしまうことがある。
   ・換気扇などを回すと洗面室内が負圧になって、余計に排水管から空気が引っ張られる。
     (24時間換気システムを設置している場合も同様)

上記のような状態にあるときは下水管からの臭いが上がって来易く、特に雨天時などで気圧が低い場合は増幅されるのかもしれません。

Img_5281

Img_5282

我が家でも洗面台の近くに24時間換気システム用の換気扇があり、これが影響している可能性もあります。

もう少し状況を観察し、また色々と調べて、住宅メーカにも相談しようと考えています。

2016年10月12日 (水)

浴室用ブラインドを取り外してきれいに

浴室の窓(幅664mmx高さ1085mm)にかかるブラインドの汚れが目立つようになったため、思い切って外して掃除しようとしたところ、外し方がわかりません。

ブラインド本体上部にメーカ/品名がヨコタ / コローレと書かれています。

ネットで調べると、ヨコタは2010年に自己破産を申請していたことが判明、コローレの資料をネットで探しても見つかりません。

15年以上前の製品ですから仕方がないのかもしれません。

住宅メーカ(セキスイハイム)の「お手入れ方法」に関するWebサイトには代表的な4タイプ(プッシュボタン/スライドロック/ボックス/側面付けブラケットの4種)の取り外し方が載っていますが、我が家のものとはどうも違うようです。
(注)住宅メーカのお手入れ読本には外し方の説明はなし。

そこで、住宅メーカのサービス部門に問い合わせたところ、わざわざ家まで来て取り外してくれました。

窓枠上部に取り付けられたブラケット内の板バネをドライバーで向こう側に押し付けるとブラインド本体が外れる構造になっていました。

 (ブライドを外した窓とブラケット):

Img_5242a

Img_5244

翌日、スラット(羽根、slat)、昇降用ひも(コード)を洗剤でクリーニング ->天日乾燥 -> 再取付け して完了です。 ひもが下に垂れないようにフックも取り付けました。

 (天日乾燥の様子と取り付け後浴室窓):

Img_5243

Img_5245

最近のブラインドは前記4タイプに代表されるように、簡単に取り外しができるようになっているようです。 ネジを使用せず、突っ張り棒のようにして窓枠に固定するタイプもあるようです。

2016年10月 3日 (月)

隣家のタバコ

マンションのベランダでの喫煙がよく問題になります。

隣人がべランダで吸うタバコの煙・においが自分の家の中に侵入して来て困るというものですが、隣人関係の悪化を心配してなかなか言い出せないようです。

実はこの問題、戸建て住宅が立ち並ぶ某団地内にある我が家でも長年頭を悩ませていました。

お隣さんが庭で吸うタバコの煙・においが、風向きによっては我家の台所や洗面所、トイレなど窓を開けて網戸にしている個所から容赦なく侵入してくるのです。

真冬や真夏のエアコン使用時期は窓を閉めているのであまり問題ないのですが、その他の時間帯、季節になると毎年憂鬱になっていました。

敷地に対する建物の配置・形状も関係するようです。 お隣のタバコの煙の行き場が我家の方角(と上空)しかないのです。

先日、思い切ってお隣さんにこのことをお話ししたところ、恐縮され、今後は気を付けるとのこと。

それ以来、庭ではタバコを全く吸われないようになり、お陰でいつでも気にすることなく窓を開けられるようになりました。

「案ずるより産むが易し」、「悩むよりまず実行」といったところでしょうか。

タバコといえば、広島平和記念公園が2018年4月までに全面禁煙となることが決まりました。ときどき平和公園内を歩く(通過)ことがありますが、大歓迎です。

2016年9月29日 (木)

隣家との敷地境界法面の草刈りをして頂いた!

長年頭痛の種だった法面の草刈り、先日(9/10)解決しました。

思い切って、お隣さんに申し入れたところ、快く即対応して頂きました。

今までは高枝バサミで我が家の方から法面の草刈りをしましたが、フェンス+法面で高さ2m近くもあり、大変な作業でした。

法面直下の隣家敷地の草もなくなり、庭木もきれいに剪定されてすっきりしました。

前後の写真:

Img_5066

Img_5222a

ー>敷地法面の草刈りがむずかしい

2016年9月15日 (木)

蛍光灯とLED照明の明るさ(ルーメン)の違い

15年使用した台所の天井灯、32Wx2の蛍光灯ですが機器の寿命か、最近点灯しにくくなりました。

思い切ってLED照明に変更することとしました。

写真左が従来の蛍光灯、右が新しいLED照明です。

長さはほぼ同じですが幅が約半分でスリムになりました。

Img_5215

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今までの蛍光灯はルーメン数(全光束)7,430lmで、室内を結構明るく照らしていました。

今度のPanasonic製LED照明はカタログによれば「蛍光灯32形2灯相当の明るさ」で、4,500lm、37.1Wとあります。

ルーメン(lm)数は 7,430lm -> 4,500lmと大幅に低下していますが、本当に問題ないのでしょうか。

色々調べてみると、蛍光灯とLED照明とではルーメン数の算出方法が異なっていました。

蛍光灯では「蛍光灯器具に装着する蛍光ランプの全光束」であるのに対して、LED照明では「LED照明器具が発する初光束」です。

また、蛍光灯では上方への光の放出もあって実際に有効な光量は少なくなりますが、LED照明では元々下方への照射割合が高く、反射板の利用などで更にそれを高めています。

このため、前記のようなルーメン数の差があっても同程度の明るさが実現できます。

(注1)蛍光灯については省エネ法による。
(注2)LED照明については日本照明工業会規格による。
    「初光束」とは初期点灯時の光束。
(注3)照明器具の幅が小さくなったため、天井の汚れが若干目につく。

なお、暗かった洗面所の蛍光灯(30W)も今回思い切って同程度の消費電力(34W)のLED(3,699lm)に替えました。見違えるほど明るくなりました。

2016年8月27日 (土)

建て替え時の残骸が未だに出土する

15年ほど前にマイホームを建て替えましたが、庭をいじっていると旧家屋解体時の残骸が未だに出てきます。

数日前に敷地内の通路に錆びた鉄製の部品らしきものが見え、今朝掘り返すと鉄製の格子状の破片とクギらしきもの、それにガラス片が出てきました。

2か月ほど前には長さ10㎝程のプラスチックの破片が・・・。

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今までにも外壁モルタルの破片、窓ガラスの破片多数、屋根瓦の破片、ビニール袋、カップラーメンの容器等々・・・。

大手ハウスメーカでしたが、解体時にはちゃんと自分の目で作業の内容を確認すべきだったと後悔しています。

フォトアルバム 2

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