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2020年7月 1日 (水)

松本清張原作のTVドラマ「天城越え」を見る

「天城越え」は松本清張が1959年に発表した短編小説ですが、今までに1回映画化され、テレビでもNHKとTBSがそれぞれドラマ化して放映しています。

先日、40年以上前の1978年にNHKがドラマ化した作品の再放送をしていたので見てみました。

大塚ハナ、土工、少年と刑事たちの間で繰り広げられる人間模様が描かれています。

物語の終盤には、原作者の清張自身も巡礼者として少年に話しかけるシーンを演じていました。

天城越えは静岡県伊豆市と河津町の境にある天城峠を越える旅路のことで、川端康成の「伊豆の踊子」や石川さゆりさんの曲「天城越え」などでもお馴染みです。

Matsumoto_s (少年に話しかける巡礼者: NHKのHPより)

2019年6月13日 (木)

「あんばい」は塩梅?それとも按配?

具合・加減・程度などを意味する「あんばい」。

「料理の味加減からきた言葉ゆえに塩梅と書く」と聞いたことがありましたが、先日亡くなった田辺聖子さんに関する新聞記事の中に以下のような文章がありました。

 田辺さんの随筆集「人生は、だましだまし」の一説に、
 「夫婦円満に至る究極のことばはただ一つ、『そやな』である。
  夫からでも妻からでもよい。
  これで世の中は按配よく回る」。

と。

「あんばい」には 塩梅、按配以外にも、按拝、案配、案拝などといった書き方があるようです。


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梅とメジロ(光市冠山総合公園、2013/3/6)

2019年6月 4日 (火)

TVドラマ「砂の器」に登場する亀嵩駅(島根県奥出雲町)

今年の3月末(2019/3/28)に放送された松本清張の「砂の器」TVドラマ(東山紀之さん主演)を録画しておいたものを、先日見ました。

舞台を現代に移したこのドラマでは、小説に登場するJR木次線の亀嵩駅(かめだけえき)が実際の撮影に使用されています。

木次線は島根県松江市の宍道駅から広島県庄原市の備後落合駅に至る路線で、ドラマでは宍道駅で木次線に乗り、亀嵩駅で下車するシーンが描かれていました。

実は先月(2019/5)、この地を訪れています。
・その時の写真:

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ドラマでは駅前の奥出雲そばの看板が除けられていました。
・ドラマでのショット:(最初から約45分経過したシーン)

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ー> 松本清張の「砂の器」に登場する亀嵩駅に立ち寄る(島根県奥出雲町)

2019年5月22日 (水)

松本清張の「砂の器」に登場する亀嵩駅に立ち寄る(島根県奥出雲町)

先日の旅(姫路城~赤穂~牛窓~足立美術館)の帰路にJR木次線の亀嵩駅(かめだけえき)に立ち寄りました。

松本清張の小説の登場するこの地は1年前にも訪れましたが、その時は記念碑には立ち寄りましたが亀嵩駅を見落としました。

国道432号沿いにあるこの小さな駅舎内には奥出雲そばの店があり、駅の入口には看板が立てかけられています。

実は、このそばの看板が「砂の器」の映画化時(1974年)に問題となり、撮影には亀嵩駅ではなく、近くの出雲八代駅と八川駅が使用されたということです。

しかし、今年の3月末に放送されたTVドラマ版(東山紀之さん主演)では舞台を現代に移し、実際の亀嵩駅が使用されています。

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ー> 松本清張の「砂の器記念碑」に立ち寄る(島根県奥出雲町)

2018年5月28日 (月)

松本清張の「砂の器記念碑」に立ち寄る(島根県奥出雲町)

先日(5/25)、月山富田城跡を訪れた後、国道432号を南下、道の駅「酒蔵奥出雲交流館」 近くの「砂の器記念碑」に立ち寄りました。

松本清張の推理小説「砂の器」にこの地の「亀嵩(かめだけ)」が登場することで、昭和58年(1983年)に設立されたとありました。

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この記念碑は国道沿いの湯野神社(湯野社)参道入口にあり、神社の境内には杉の巨木とともに「モミの純林」があります。

「モミの純林」は環境省により特定植物群落に位置付けられています。 また、樹齢450年の大ケアキも見事な姿を見せてくれています。

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