文化・芸術 Feed

2022年7月25日 (月)

創作神楽「火山」についてのセミナーに出かける

先日(7/23)、広島市安佐南区沼田公民館で開催された創作神楽「火山(ひやま)」の取り組みに関するセミナーに参加しました。

地元の三城田(さんじょうだ)神楽団が、初代天皇である神武天皇の烽火(のろし)伝説を基に創られた神楽で、昨年11月2日に近くの岡崎神社で奉納神楽として上演されました。

今回はその時のビデオ上映と、関係者のお話がありました。

神楽の内容は・・・。

・日向/高千穂を出立した神倭伊波礼毘古命(かんやまといわれびこのみこと、後の神武天皇)
 大和国を目指す道中に安芸国に立ち寄り、
 一番高い火山(標高488m)の頂上で烽火をあげて人々に到来を知らせた。

・大和国に到着した神倭伊波礼毘古命は豪族を成敗して大和国に都を作り、初代の天皇になった。

というものです。

 

・火山山頂とそこからの眺め(イオンモールや太田川が望める)

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・火山登山口とそこから見た火山全景(右写真の左側峰が火山)

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・火山山頂にある神武天皇烽火伝説地の石碑(右の画像はネガポジ反転したもの)

・岡崎神社(広島市安佐南区伴中央)

2022年6月11日 (土)

NTT西日本中国吹奏楽クラブの七夕コンサートが3年ぶりに開催予定

先日、NTT西日本中国吹奏楽クラブの七夕コンサートが3年ぶりに7月3日に開催されるとのメール連絡がありました。

同クラブでは毎年、7月に七夕コンサート、2月にバレンタインコンサートを開催していますが、コロナ禍にあって、最近は中止となっていました。

久し振りの開催に今から楽しみです。

会場は広島文化学園HBGホール。

主な演奏曲目は、
・組曲「ハーリ・ヤーノシュ」(Z.コダーイ)
・マーチ「ツール・ド・フォース」(R.ジェイガー)
・シーガル ~アルトサクソフォンと吹奏楽のためのバラード~(真島俊夫)
・ボレロ(M.ラベル/岩井直溥編曲)

真島俊夫氏(ましま としお、1949年2月21日 - 2016年4月21日)は作曲家・編曲家で、吹奏楽のためのオリジナル、ジャズやポップスの作・編曲作品を多数手掛けているそうです。

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ー> NTT西日本中国吹奏楽クラブ: 七夕コンサートに(2013/7/8のBlog)

2022年5月28日 (土)

祐生出会いの館に立ち寄る

先日、鳥取県米子市にある米子城跡を訪れた後、国道180号を南下し、同県南部町の「祐生出会いの館」に立ち寄りました。

1995年にオープンした同館は、板祐生(いたゆうせい)の各種コレクション類とガリ版孔版画作品を展示していますが、当日は今年米寿を迎える小谷悦夫氏の作品展も開催されていました。

小谷氏の画風は「小谷ブルー」と呼ばれる明るく美しいブルーの色調が特徴とされています。

展示されている作品は撮影OKとなっていました。

 

2021年12月18日 (土)

大仏(大佛)はなぜ「おさらぎ」か?

先日、今年の大佛次郎賞、大佛次郎論壇賞などの発表がありました。

大仏(大佛)はなぜ「おさらぎ」と読むのでしょうか。

Wikipediaでは諸説ある中で、3つほど挙げていました。

その1つは、山形県東根市にある「若木山(おさなぎやま)」は、山の姿が大仏に似ていることから「大仏山(だいぶつやま)」とも呼ばれ、「若木」=「大仏」で、「おさなぎ」→「おさらぎ」になったという説です。

 

私は長年「おさなぎ」と勘違いして覚えていましたが、上記の説を見るとあながち「おさなぎ」も100%過ちではないと勝手に納得しています。

2021年5月29日 (土)

NHK朝ドラ「おかえりモネ」と湧永庭園

2021年5月から始まったNHK朝ドラ「おかえりモネ」。

清原果耶さん演じる主人公の永浦百音(ももね)が気象予報士を目指す物語です。

百音の愛称は「モネ」ですが、モネと言えば印象派を代表するフランスの画家 クロード・モネ(1840-1926)を思い浮かべます。

モネは睡蓮の絵で有名ですが、自宅の庭に睡蓮の池を整え、1898年頃から睡蓮の池を集中的に描くようになったと言われています。

以前訪れた広島県安芸高田市にある湧永庭園(正式名:湧永満之記念庭園)にはモネ邸の睡蓮を大原美術館(岡山県倉敷市)経由で株分けされたものが栽培されています。

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ー> 秋の湧永庭園

ー> 湧永庭園(写真集)

2021年4月 4日 (日)

島根県立美術館と島根県立石見美術館

島根県の人口は66万人余りで、鳥取県の約55万人に次いで全国で2番目に人口が少ない県です。

しかし、島根県には県立の美術館が2館あります。

(1)島根県立美術館(松江市)
    宍道湖畔にある、山陰地方最大規模の美術館で、
    「日本の夕陽百選」にも選ばれている。

(2)島根県立石見美術館(益田市)
   「島根県立いわみ芸術劇場」とあわせて、
    島根県芸術文化センター「グラントワ」と呼ばれる。

両美術館とも過去に訪れたことがありますが、共に県立美術館で時々混乱することがあります。

県立石見美術館の正面エントラス前には澄川喜一氏によるオロチ像が設置されています。

県立石見美術館のある益田市の北隣の浜田市には同市三隅町出身の日本画家・石本正(いしもとしょう)氏の作品を展示している石正(せきしょう)美術館がありますが、ここの所蔵作品や全国各地の氏の作品を島根県立美術館に集めた企画展「生誕100年 回顧展 石本正」が2021/4/2~5/24の日程で開催されています。

興味のある方はどうぞ。

下の写真は以前、石正美術館を訪れたときのものです。

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ー> 石正美術館を訪れる

ー> 2011秋 津和野ほか(写真集)

2019年10月14日 (月)

NHK「民謡をたずねて」公開録音に出かける

先日(10/12)、安芸高田市民文化センター「クリスタルアージョ」で開催されたNHKラジオ「民謡をたずねて」の公開録音に足を運びました。

午前中、三次市内の「もののけミュージアム」に立ち寄った後、国道54号を南下して安芸高田市へ。

13:30から約2時間半の公開録音では、NHK FMで毎週金曜の午前5:20から30分間放送されている番組3本分(2020/1/17、24、31放送予定の3回分)をまとめて収録していました。

出演者は次のとおり。

● 唄
 成世昌平、木津かおり、稲庭淳、寺崎美幸、塚原ゆかり、梅若晶子
● 演奏
 三味線:笹本壽、笹本寿之
 尺八・笛:米谷智
 鳴 物:荒井ふみ子、田辺三花
 はやし詞:西田美和、西田美和利
● 司会
 三平泰丈アナ(NHK広島)

成世昌平さんは三次市出身だそうです。

また、司会の三平アナは俳優の高橋和也さんによく似ています。

ところで、文化センターの愛称「クリスタルアージョ」はクリスタルな建物外観とイタリア語で「くつろぐ・ゆったり」を意味する「アージョ(agio)」を合体したものだとか。

音楽の速度記号の一つで、「ゆるやかに」を意味するアダージョ(adagio)もこれに類する言葉なのでしょうか。

ここ安芸高田市はサッカーJ1のサンフレッチェ広島とつながりの深い町で、市内にはチームの練習場である吉田サッカー公園や、選手たちが毎年必勝祈願に訪れる清(すが)神社もあります。

チーム名「サンフレッチェ」は戦国時代にこの地を治めた毛利元就の「三矢の訓(さんしのおしえ)」(3本の矢の訓え)から付けられたことはよく知られています。

3の「サン」に、イタリア語で「矢」を意味する「フレッチェ」を組み合わせたもので、ここでもイタリア語が登場します。

 

ー> 三本の矢は一本の矢の何倍強いか ~三矢の訓とサンフレッチェ広島~

2019年7月31日 (水)

ターコイズブルー と コバルトブルー

宮崎県と鹿児島県の県境付近に広がる霧島連山の韓国岳(からくにだけ)近くにある大浪池(おおなみいけ)はターコイズブルーのきれいな火口湖だと、TVの登山番組で紹介していました。

以前はもっと濃い藍色だったものが、新燃岳の噴火による火山灰で色が変化したのだそうです。

ターコイズブルー(turquoise blue)とは緑がかった青で、RGB値は(0,183,206)です。

因みに、ターコイズとはトルコ石のこと。

また、トルコ(国名)はTurkey、 トルコ人はTurk、 トルコ語はTurkish。

 

これに似た、色を表す言葉について調べてみました。

・コバルトブルー(cobalt blue):あざやかな青、RGB(0,71,171

・エメラルドグリーン(emerald green):わずかに青がかった緑、RGB(0,169,104)

・コバルトグリーン(cobalt green):あかるい緑、RGB(64,186,141)

 

(注1)RGB(xx,xx,xx)の部分をその色で表示しています。

(注2)藍色はRGB(35,71,148)

2019年4月11日 (木)

第36回 日本伝統漆芸展に出かける(そごう広島店)

4/10、広島市内で開催中の日本伝統漆芸展を見に出かけました。

文部科学大臣賞を受賞した乾漆存清盛器「対決」をはじめとする入選作全91点が展示されています。

漆芸のむずかしいことは全く分かりませんが、純粋に目で見て楽しめます。

入場券にあしらわれているのは、乾漆存清盛器「対決」の一部で、2匹のトンボが描かれています。

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2018年11月 6日 (火)

圓鍔勝三彫刻美術館を訪れる

先日(11/3)、尾道市御調町にある圓鍔勝三彫刻美術館まで足を運びました。

道の駅「クロスロードみつぎ」で軽い昼食を摂り、美術館に向かいました。

尾道市出身の圓鍔勝三の彫刻作品を展示した美術館には館内は勿論、屋外にも何点かの作品が展示されていました。

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フォトアルバム 2

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