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2020年6月 6日 (土)

建物の分別解体が守られていない(2): 市役所からの回答

最近、近所で古くなった住宅の解体工事が行われましたが、屋根に瓦が載った状態で重機で家屋を壊し始めました。

建設リサイクル法(2002年施行)では「分別解体」が義務付けられていて、事前に瓦を取り外し、その後に重機での解体を行うように決められています。

業者にその旨伝えると共に、広島市の担当部署にも状況を連絡しました。

市からの回答では、
・(翌日)解体工事場所へ行き、元請業者に聞き取り調査を行いました。
・今回の件については、元請業者から、報告書を提出させます。
・そのうえで、解体工事現場での分別解体を今後、徹底するよう指導します。

とのこと。

市の現地調査以降、解体作業中に常時散水するなど、粉塵も余り舞い上がらなったように感じます。

ただ、今回の解体業者は当方に対して、「他の多くの業者も同じようにしている」と話しており、市がどこまで実効性のある動きをされるか、今後見守っていく必要がありそうです。

Img_8530 (瓦の破片などが散乱した解体現場)

 

ー> 建物の分別解体が守られていない(1)

2020年6月 3日 (水)

建物の分別解体が守られていない

建物の床面積が80㎡を越える建物に対しては、解体工事を行う際に建設リサイクル法(2002年施行)によって「分別解体」が義務付けられています。

事前に市町村に分別解体等の計画書というものを届け出る必要がありますが、通常は業者が代行してくれるようです。

具体的な解体作業の順序は大略以下の通りです。

1. 足場の設置・養生シートの設置
2. 建具・残置物および畳の撤去
3. 石膏ボードや断熱材を撤去
4. 瓦の撤去
5. 重機を搬入
6. 重機で解体しながら廃材を手作業で分別
7. 養生シート・足場の撤去
8. 基礎コンクリートを解体
9. コンクリートを撤去 
10. 整地

最近、近所で古くなった住宅の解体工事が始まりましたが、屋根に瓦が載った状態で重機で家屋を壊し始めました。

木材の破断音に瓦が落下・分解する音が加わり、ものすごい音です。 養生シート(防音シート)があっても、あまり効果がありません。

急遽、業者に連絡し、残りの部分については、先ず瓦を取り外し、それから重機で家屋を解体するように申し入れました。

解体業者の言い分は、

(1)真面目に分別解体をしていたら商売にならない。
(2)他の多くの業者も同じようにしている。
(3)市に提出する計画書には瓦を先に取り外すと書いてあるが・・・。

とのことでしたが、当方の申し入れを聞き入れてくれて、残りの箇所はまず瓦を外してから解体するとのこと。

 

市役所の担当部署(建築課)はどう考えているのでしょうか。

Img_8527a (瓦が載ったまま重機で解体中)

2020年5月24日 (日)

勝手口ドアの窓枠がずれる(3): 一部再塗装

今年3月に実施した外壁と屋根の再塗装工事の際に破損し、上方にずれたと思われる勝手口ドアの窓枠(型材)について、窓枠そのものの改修は過日(5/22)実施しました。

ずれた窓枠を本来の位置に戻した後の上部の未塗装部、及び窓枠の下方への引き戻し時の塗装の剥がれ部の仕上塗装を実施(5/23)、これで全作業を終了しました。

Dsc_0627

Dsc_0628

今回の外壁及び屋根の再塗装工事においては、塗装そのものについては十分満足できるものでしたが、それに付随する各種作業(テラス張替え、足場設置時の勝手口ドアの破損、洗浄時の基礎とステップ間のシーリング破損など)で一部問題が発生しました。

問題が発生した作業はいずれも塗装業者とは異なる業者で、全体を管理監督するリフォームメーカの気配り・連携が少し足らなかったように思います。

 

ー> 勝手口ドアの窓枠がずれる(2):改修

2020年5月23日 (土)

アプローチタイルに亀裂がまた発生(5)

門から玄関に続くアプローチのタイルに以前亀裂が発生し、2年ほど前に当該部分のタイルを張替えましたが、昨年初め頃から前回改修部分(タイル張替え部分)と非改修部分(古いタイル部分)の境界線上、即ち張替え部分の外周の一部などに亀裂が発生し、雨上がり後にその部分の乾きが遅く、線状の模様ができます。

業者には何度も連絡し、しばらく様子を見ていましたが、先日また現状を確認してもらいました。

業者曰く: この部分を補修しても、また同様の問題が発生する可能性が高い!

どうでもやりたくないようです。

今までメールでやり取りしてきましたが、当方からの連絡の一部(状況写真添付のメール)も記憶にないと・・・。

保証期間が終了する前に一度修理してもらいたかったのですが、あきらめました。

状況がこれ以上悪化しないことを祈るのみです。

Dsc_0606(2020/5/17朝の状況)

 

ー> アプローチタイルに亀裂がまた発生(4)

2020年5月22日 (金)

勝手口ドアの窓枠がずれる(2):改修

今年3月に実施した外壁と屋根の再塗装工事の際に破損し、上方にずれたと思われる勝手口ドアの窓枠(型材)について、

窓枠そのものの改修を本日(5/22)実施しました。

● 窓枠改修前

Dsc_0618

Dsc_0619

● 窓枠改修後

Dsc_0621

Dsc_0622

先の塗装工事では高圧洗浄過程で、玄関タイルと外壁間のシーリング材や掃き出し窓前のステップ上面と基礎間の接合部を埋めているシーリング材もボロボロになりましたが、これらの補修も併せて実施しました。

Dsc_0625

Dsc_0626

勝手口ドア上方の未塗装部分の下塗り(白色)も今回実施しましたが、この部分の中塗り・上塗りや、窓枠を下方に引き戻す際の塗装の剥がれ部の再塗装は明日(5/23)行う予定です。

Dsc_0623

Dsc_0624

(注)ドア窓枠のずれの原因
  当方は、塗装工事における足場設置時に部材が当たってずれたと考えているが、
  業者はこれを認めようとしない。

  工事直前の写真があればいいのだが、見当たらない・・・。
  工事の1か月半前の写真ではずれていないことを確認済み。

 

ー> 勝手口ドアの窓枠がずれる

2020年5月 3日 (日)

勝手口ドアの窓枠がずれる

今年の3月に実施した外壁と屋根の再塗装工事。

工事完了後、約1か月以上になりますが、所々でおかしな箇所が出てきています。

先日、勝手口ドアの窓枠(型材)の左側下部が大きく破損していることがわかりました。

今まで全く気が付きませんでした。 よく見ると、下部の破損だけでなく、窓枠の一番外側の型材が上方向に20~30mmほどずれています。

塗装時の足場設置時に部材が窓枠下部に当たって、破損・ずれが生じたものと思われます。

不思議なことに、足場設置後の高圧洗浄、外壁塗装に加えて、工事中及び工事完了時に行われたリフォームメーカによるチェックにおいても見逃されていました。 誰一人として、この状況を指摘することがなかったことです。

高所の外壁や屋根は当方では確認のしようがなく、本当に大丈夫か心配になってきました。

リフォームメーカに再度の確認をお願いしています。

Dsc_0591

Dsc_0589

2020年5月 1日 (金)

エコキュートのヒートポンプユニット交換へ

東芝製エコキュートで、ヒートポンプユニット内の圧縮機が腐食・破損し、沸き上げ運転中にユニット本体が変形に至る場合があるということで、メーカが我が家にも点検に来ました(4/30)。

その結果、圧縮機に腐食が発生していることが判明し、後日ヒートポンプユニットを交換することになりました。

現在のエコキュートでは、過去にも色々と問題を起こしていています。

Dsc_0588 (手前がヒートポンプユニット、向こう側が貯湯ユニット)

ー> エコキュートで「ふろ自動」湯はりができない(経緯と問題点)

2020年4月22日 (水)

掃き出し窓前のステップと基礎間のシーリング劣化

ダイニングの掃き出し窓の下にあるステップ。

先日の雨あがりの後、晴れて日射しが降り注いでいましたが、ステップ下面の隅がいつまでも濡れているのに気付きました。

先月実施した外壁の塗り替え時の高圧洗浄で、ステップ上面と基礎間の接合部を埋めているシーリング材(?)がボロボロになり、ここから雨水が侵入してステップ下面から染み出すようになったものと思われます。

元々、ステップ上面と基礎の接合部にはある程度のひび割れがありましたが、高圧洗浄でひどくなったようです。

時機を見て、補修する予定です。

 写真左上:接合部のひび割れ、 写真右上:ステップ全景
 写真左下:ステップ下部の濡れ(当日夕方)、 写真右下:ステップ下部の濡れ(翌朝)

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2020年4月16日 (木)

勝手口テラス屋根の波板張替え(5): 止め具の取付け間隔(再考)

波板を複数枚使用してテラス屋根などを構成する場合、各々の波板の端部を少し重ね合わせて張っていきます。

雨及び風に対して、重なり部分の上側波板両端は必ず止め具(フック)で固定し、その間は出来るだけ均等に固定します。

止め具の間隔についてはWebサイトには大きく5山毎と6山毎の2つの考え方があるように思っていましたが、改めてよく見ると表現が少し異なっていました。

Webサイトで検索したものを一部列挙してみます。

 ・タキロンシーアイ: 5山おき (メーカに確認すると、これは6山毎の意味だと)

 ・住友ベークライト: 6山(説明図付き)

 ・吉川商工: 5山おき

 ・ねじ・ビス.com: 5山おきごと

 ・KOMERI: 5山(説明図付き)

このように、「~おき」と「~ごと(毎)」、サイトにより使い分けていました。

「5山おき」は「5山毎」と同意だととらえる人もいるでしょうし、「間に5山あって、結果6山毎」だと解釈する人もいるでしょう。

「5時間おき」や「5日おき」はどうでしょうか。

 5時間毎、5日毎と考える人が多いのではないでしょうか。

「~おき」は非常に誤解の恐れがあり、大事な場面では注意が必要です。

さて、波板の場合、5山おき = 6山毎 とすると、多くのサイトで止め具の取付け間隔は6山毎を推奨していることがわかります。

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これは、図に示すように、両端の重ね代を考慮すると、有効幅は18山分であり、6山毎にすれば等間隔で止めることができることも大きな要因と考えられます。

実際、住宅地のテラス波板を見ると、5山毎(あるいはそれ以下)に止めているものはあまり見かけません。 6山毎のものが圧倒的に多いようです。

 

ー>「~おきに」と「~ごとに」の違いは?

2020年4月11日 (土)

勝手口テラス屋根の波板張替え(4): 止め具の取付け間隔について

波板を複数枚使用してテラス屋根などを構成する場合、各々の波板の端部を少し重ね合わせて張っていきます。

 

● 重ね代と有効幅

一般的な鉄板小波(32波)では重ね代=2.5山 以上とされています。

重ね代を2.5山とすると 波板の全幅は655mm、波のピッチは32mmですので、全体の山数は、

 655 / 32 = 20.46875 ≒ 20.5 山

となり、これから重ね代の2.5山を引くと、有効幅は

 20.5山 - 2.5山 = 18山 -> 18 x 32mm = 576mm

となります。

Namiitahook

 

● 止め具の取付け間隔

波板の端部は図のように、下になる方は山部とし、上側は谷部とします。

雨及び風に対して、重なり部分の上側波板両端は必ず止め具(フック)で固定し、その間は出来るだけ均等に固定します。

止め具の間隔については5山毎と6山毎の2つの考え方があるようです。

タキロンシーアイではHPで5山おきとしています。また、その他の多くのサイトでも5山を推奨しています。

しかし、6山毎としているサイトもあります(例えば、住友ベークライト)。

前述のように、両端の重ね代を考慮すると、有効幅は18山分であり、6山毎にすれば等間隔で止められるからだと考えられます。

5山毎の場合は有効幅18山に対して例えば、5山、4山、5山、4山とすればいいと考えます。

 

● 実際のテラス波板を見ると

住宅地のテラス波板を見ると、5山毎(あるいはそれ以下)に止めているものはあまり見かけません。

6山のものが圧倒的に多いようです。

多くのサイトで5山を推奨していますが、実際に目にするものはほとんど6山になっています。

どうしてでしょうか。

1つは上述の理由からでしょうか。

他にあるとすれば、工費節減でしょうか。

それとも・・・。

 

● メーカ「タキロンシーアイ」への問い合わせと回答

疑問を解消すべく、代表的なメーカの1つに問い合わせてみました。

・我が家のテラス波板の止め具(フック)間隔は6山毎になっている。
・タキロンのHP「ナミイタの取り替え方」には5山毎に止めるとある。
・6山でも問題はないか。

と尋ねたとところ、同社より

・HPに記載の「5山毎」は、止め具を付けた波を除いて5山毎に止めるという意味で、「5山毎」と表記している。 
・従って、いわゆる6山毎が標準である。

との驚くべき回答がありました。

HPをよく見ると、「5山毎」ではなく、「5山おき」と書いてあります。

何とも分かりにくい表現です。 説明図の記載がないので、HPの文章を読んだだけでは分かりません。

ということで、6山毎でもいいようです(上に掲げた図に示す通り)。

 

ー> タキロンシーアイ: ナミイタの取り替え方(メーカのHP)
ー> 住友ベークライト: ポリカナミの施工法(メーカのHP)

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