建物の分別解体が守られていない（２）： 市役所からの回答

最近、近所で古くなった住宅の解体工事が行われましたが、屋根に瓦が載った状態で重機で家屋を壊し始めました。

建設リサイクル法(2002年施行)では「分別解体」が義務付けられていて、事前に瓦を取り外し、その後に重機での解体を行うように決められています。

業者にその旨伝えると共に、広島市の担当部署にも状況を連絡しました。

市からの回答では、
・（翌日）解体工事場所へ行き、元請業者に聞き取り調査を行いました。
・今回の件については、元請業者から、報告書を提出させます。
・そのうえで、解体工事現場での分別解体を今後、徹底するよう指導します。

とのこと。

市の現地調査以降、解体作業中に常時散水するなど、粉塵も余り舞い上がらなったように感じます。

ただ、今回の解体業者は当方に対して、「他の多くの業者も同じようにしている」と話しており、市がどこまで実効性のある動きをされるか、今後見守っていく必要がありそうです。

（瓦の破片などが散乱した解体現場）

　

ー＞ 建物の分別解体が守られていない（１）