この冬は例年になく寒く、洗面所に設置されている足元温風暖房機(電気ストーブ)を久しぶりに使用しています。 しかし、なかなか室温が上がりません。
いつもはLDKと洗面所の間のドアを開けていて、LDKのエアコン暖房で洗面所もそれなりに温まり、特に不自由は感じていませんでした。
この機会に、電気ストーブによる室温上昇について試算してみました。
・消費電力: 485W
・部屋の広さ: 2m x 2.5m x 2.5m = 12.5 m3
・空気の密度: 1.293/(1 + t / 273.15)、 ここで t: 室温
10℃では 1.293/(1+10 / 273.15) = 1.247 kg/m3
・空気の比熱: 1005 J/(kg・K)
と仮定すると、上記部屋の温度を1℃上昇させるのに必要なエネルギーは
1.247 x 12.5 x 1005 = 15665 J
さて、
1W = 1J/s
485W = 485 J/s
であるので、この電気ストーブを10分間稼働させると、
485 x 60 x 10 = 291000 J
の熱が発生することになります。
従って、10分間で
291000/15665 = 18.6℃
だけ室温が上がる計算になりますが・・・・・???。
ところが実際にはその数分の一にも達しないのではないでしょうか。
部屋の断熱性能(隙間や壁・床などからの熱の流出)、高さによる温度分布の不均一などにより、電気ストーブによる室温上昇を計算することは非常に難しいようです。
今朝も積雪3cm、 庭の木々もご覧のとおりです。
屋根の上の太陽光発電パネル上にもしっかりと雪が積もっています。
12月13日以降、我が家でも雪が降ることが多く、太陽光発電がまともに稼働しない日々が続いています。
下図は12月の発電実績です。 日射量から期待される理論発電量に比べて実際の発電量が極端に落ちています。

ここ広島でも数日前から雪がよく降り、我が家の太陽光発電パネル上にもご覧のとおりまだ雪が残っています。
この雪は16日夜から18日にかけて断続的に降ったもので、パネル全面に積雪があると晴れていてもほとんど発電しません。
太陽光発電に適した屋根の傾斜角は概ね30度ですが、積雪地帯でこの角度にパネルを設置すると雪の多い冬季の発電がほとんど望めません。 そこで、積雪しないようにパネルを垂直に設置することもあるようです。
広島などでパネルを垂直に設置すると、最適角度と言われている30度の場合と比べて年間の発電量は約40%減少しますが、雪国ではあえて垂直にして積雪による発電量減少をカバーしようとする考え方です。
[ 発電実績データの例 ]
・12/15(積雪なし) 理論発電量= 9.07kWh、 実際の発電量=10.30kWh
・12/18(積雪あり) 理論発電量=13.58kWh、 実際の発電量= 1.10kWh
広島地方気象台は6日、広島市で初雪を観測したと発表しました。
昨日のMyBlogでは、「我が家でこの冬初めての積雪、しかし広島の初雪宣言はまだ」と記しましたが、これは昨日の朝9時の情報をもとに書いたものです。
気象台はその後、「初雪を観測」と発表しました。
従って、この冬(正式には2015寒候年というようですが)の広島市の初雪は12/6、初冠雪は12/5ということになりました。
昨日午後3時半から行われたJ1サンフレッチェ広島 対 ベガルタ仙台 の試合会場:エディオンスタジアム(広島市安佐南区)でも降りしきる雪の様子がTVに映し出されていました。 結果はサンフレッチェが2:0で快勝。
(注)初冠雪の観測対象である極楽寺山は広島市と廿日市市に跨る標高693mの山。