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2014年12月28日 (日)

電気ストーブによる部屋は温度上昇は

この冬は例年になく寒く、洗面所に設置されている足元温風暖房機(電気ストーブ)を久しぶりに使用しています。 しかし、なかなか室温が上がりません。

いつもはLDKと洗面所の間のドアを開けていて、LDKのエアコン暖房で洗面所もそれなりに温まり、特に不自由は感じていませんでした。

この機会に、電気ストーブによる室温上昇について試算してみました。

・消費電力: 485W
・部屋の広さ: 2m x 2.5m x 2.5m = 12.5 m3
・空気の密度: 1.293/(1 + t / 273.15)、 ここで  t: 室温
    10℃では 1.293/(1+10 / 273.15) = 1.247 kg/m3
・空気の比熱: 1005 J/(kg・K)

と仮定すると、上記部屋の温度を1℃上昇させるのに必要なエネルギーは
  1.247 x 12.5 x 1005 = 15665 J

さて、
  1W = 1J/s
  485W = 485 J/s

であるので、この電気ストーブを10分間稼働させると、
  485 x 60 x 10 = 291000 J
の熱が発生することになります。

従って、10分間で
  291000/15665 = 18.6℃
だけ室温が上がる計算になりますが・・・・・???。

ところが実際にはその数分の一にも達しないのではないでしょうか。

部屋の断熱性能(隙間や壁・床などからの熱の流出)、高さによる温度分布の不均一などにより、電気ストーブによる室温上昇を計算することは非常に難しいようです。

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