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2019年4月27日 (土)

カセットボンベの製造年月日と使用期限は

最近、家の中を整理していたらイワタニ製の古いカセットガスボンベ3本セットが出てきました。

ボンベの底に記載されている製造年月日らしきものは「A 11101221」。

メーカのHPで調べてみると、数字8桁の場合は「西暦年4桁+月2桁+日2桁」。

1110年?、おかしいです。

そこで、更に調べてみると次のような記載が・・・。

数字8桁の場合、次の2ケースがあると・・・。

 ・西暦年4桁+月2桁+日2桁
 ・西暦年下2桁+月2桁+日2桁+時2桁

前記「A 11101221」は後者で、2011年10月12日21時製造ということで納得しました。

最近は卓上でもIHクッキングヒータを使用することが多く、ここ数年カセットボンベを使用した記憶がありませんが、このまま未使用のまま捨てるのももったいないし、自治体のごみ収集に出すにしても中身を完全に出し切ることが必要です。

因みに、カセットボンベの有効期限を調べると、7年程度が一応の目安とか。 これはゴムパッキンの寿命によるもので、ガスそのものは変質などの問題はないようです。

保管状態もよく、錆なども全く見られないので使用できないこともなさそうですが、安全のために思い切って廃棄することにしました。

ボンベのキャップを外し、ガスを完全に抜いて、「資源ごみ」として後日出すことにします。

2019年3月31日 (日)

水道メーターボックス内への雨水の侵入(3)

大雨の後などに水道メーター(量水器)ボックス内に雨水が溜まる問題。

住宅メーカや市の水道局にも問い合わせましたが、あまり神経質にならなくてもいいようなので安心しました。

念のため、メーターボックス内への水の浸入・水没に関して、他に考えられる原因がないかなど、ネット上で調べてみました。

それらを列挙すると、

・水道管からの水漏れ
・地下水の入り込み
・メーター近くを通る雨水配管からの水漏れ
  排水管の接続部は接着剤を付けないことも多く、その可能性も・・・
・ボックス底面の土質が粘土質などで、水が浸み込みにくい

また、メーターボックスの構造などについては、

・ボックス底板: あるもの、ないもの
・ボックス底面に水抜き穴があるものも・・・。
・ボックス材質: 鋳鉄製、プラスチック製
・ボックスの蓋と本体間のすき間の大小

等々あり、これらによってもボックス内への水の浸入・水没の状況に差が生じることが考えられます。

「雨水配管からの水漏れ」もあり得るというのはびっくりです。

Dsc_0168

ー> 水道メーターボックス内への雨水の侵入(1)
ー> 水道メーターボックス内への雨水の侵入(2)

2019年3月28日 (木)

水道メーターボックス内への雨水の侵入(2)

大雨の後などに水道メーター(量水器)ボックス内に雨水が溜まる問題、住宅メーカは特に問題はないとの見解でした。

しかし、メーターボックスは完全に雨が当たる場所に設置されていて、雨が降ればボックス上部の蓋と本体の間のすき間から容易に水が侵入します。

ボックス内に水が侵入し、溜まると色々と問題がありそうです。例えば、

・雨水とともに周囲の有害物が入り込む。
・夏場などは、蚊の発生源となる。
・機器の寿命、性能に影響はないか。
・何より、気持ちの良いものではない。
等々。

そこで、2~3調べてみました。

1.日本計量機器工業連合会 水道メーター技術委員会
   「水道メーターの設置に関するマニュアル」(H27.4.1)

 ・本マニュアルは水道メーターの正確な計量/表示の信頼性を確保するため、
  メーター の設置、付属機器の標準的基準、通水開始時及び保管上の注意を定めている。

 ・日本工業規格:JIS B 8570-1:2013 附属書 JB メーターの設置要件 などを参照して作成。

 ・メーターの設置場所:
  ・メーターに対する汚染を防止することが望ましい。
   特に、メーターをピット又はマンホール 内に設置する場合は、メーター及び付属機器を
   床面上の十分な高さに設置して汚染防止をする。
   必要な場合には、ピット又はマンホール内に水を除去するための水だめ、ドレン又は排水ポンプを設けること。
 ・マンホール蓋は水の浸入を防ぎ、(途中省略)構造が望ましい。

2.JIS B 8570-1:水道メーター及び温水メーターとその付属書(2013年)

 付属書 JB:「メーターの設置要件」には

 ・メーターのピットは出水及び雨水による侵入から保護する。

 ・次の原因による損傷の危険からメーターを保護する。
  ・凍結
  ・水没または雨水の浸入
  ・...

このように、一般にメーターボックス内には水が侵入しないように留意すべきとしています。

我が家のメーターボックスの概略サイズは下記のとおりで、ボックス底部(土)からメーター上面までは約15cmです(口径20mm)。 大雨の時には配管が水没し、メータの上面近くまで水が溜まることがあります。

Watermeter

これらをもとに、広島市の水道局に問い合わせたところ、即日次のような回答がありました。

・メーターは市の支給品であるが、ボックスは個人の所有。
・メーターボックスの設置については検針がしやすいことなどの要件があるので場所は指定するが、
 雨水のボックス内への侵入防止対策については特に指示していない。
・メーターが完全に水没しても機器の気密性が確保されているので問題ない。

近所のメーターボックスを見ても、屋根付き車庫内にあって雨に当たりにくいもの、完全に外にあって雨にさらされるものなど色々あり、雨水のメーターボックス内への侵入についてはあまり神経質にならなくてもよいようです。

しかし、それではJIS等の規格・マニュアルはどういう意味を持つのでしょうか。

雨のかかる心配のない場所に設置するのがベストですが、検針のことを考えるとそうもいかないのでしょう。

少なくとも、メーターボックスの蓋と本体のすき間は最小限にし、できればボックス内の水を近くの雨水桝に導く配管を設けるなどの対策があってもよさそうです。

試験的にメーターボックス上面にビニールシートを敷き、その飛散防止のために鉢植えを置いてみました。 ただ、こうすると2か月に1度の検針前にはこれらを退けなければなりませんが・・・。

 

ー> 水道メーターボックス内への雨水の侵入(1)・・・(住宅メーカの見解など)

2019年3月27日 (水)

水道メーターボックス内への雨水の侵入(1)

以前から、大雨の後などに水道メーター(量水器)ボックス内に雨水が溜まり、あわや計器が浸水するのではないかと心配になることがあります。

その都度、柄杓で掬ってかき出しています。

これについて、施工した住宅メーカに問い合わせたところ、下記のような回答がありました。

(質問1)ボックス内の水の排水対策は施されているのでしょうか。
 (回答)ボックス内下部は土になっており、侵入した水は地中に浸透していく。

(質問2)このような状態はよくあることでしょうか。
 (回答)大雨だと浸透が追い付かないので溜まることはある。

(質問3)これにより、問題になることはあるのでしょうか。
     配管が泥水で覆われるとあまり気持ちがよくありませんが・・。
 (回答)問題になる事はない。

(質問4)雨水以外に別の原因があるのでしょうか。
 (回答)雨水以外の原因はないと思われる。

    水道メーターボックスは水道局より出してもらっている機材を使用。
    上記回答以外の不明点は水道局にお問い合わせを!

  ->メータ自体は水道局からの貸与品(無料)であるが、ボックスは個人の所有(有料)では???。
     (自治体により異なるとの情報もあるので別途確認したい

我が家のメーターボックス(ミクニ製:M-25L FRP)は完全に雨が当たる場所に設置されていて、雨が降ればボックス上部の蓋と本体の間のすき間から容易に水が侵入します。

近所のメータボックスについても、屋根付き車庫内にあって雨に当たりにくいもの、完全に外にあって雨にさらされるものなど色々です。

現在、ネット上でこれに関する情報:
・設置上の問題点は本当にないのか。
・雨水侵入防止のうまい対策はないか。

などについて調べています。

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2019年3月19日 (火)

お隣さんとの境界線確認(6):経緯度と平面直角座標

近所のお宅が引越しをされたとき、業者が作成した「境界確認書」には、我が家との境界点の座標が世界測地系に基づく平面直角座標 Ⅲ系での値であることが記されていました。

「平面直角座標系」は日本国内を測量するために策定された平面直交座標系で、狭い範囲を対象とした測量などで使用されます。

日本国内に19ある「平面直角座標系」において、Ⅲ系は広島県、山口県、島根県内の全市町村を対象地区としています。

Ⅲ系について、緯度・経度<->平面直角座標の相互変換を行う簡単なアプリを作成しました。

 ->緯度・経度<->平面直角座標変換(Ⅲ系)

  

(参考)境界確認書中の境界点座標の例

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2019年3月15日 (金)

お隣さんとの境界線確認(5):街区多角点の確認

最近、我が家に隣接するお宅が引越しをされ、業者が隣地との境界線確定のための測量を実施しました。

境界確認書には境界点座標とともに、これらを測定するための基準点座標も記されていますが、その中の「街区多角点」が今回の測量の起点となっているようです。

国土地理院の基準点成果等閲覧サービスより、その位置を特定し、実際この目で確認しました。

●今回使用された街区多角点の写真と地図上の位置

Dsc_0148a

Map1a

参考までに、近くを散策し、他の基準点も探してみました。

街区多角点も上記以外に何個か確認できましたが、「都市再生街区基本調査 国土交通省」と書かれた補助点や、「引照点」と書かれたものもありました。

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街区多角点は公共基準点3級程度、補助点は同4級程度に相当するとありました。

また、引照点は「測量した点が工事により破損の恐れがある場合などに、その点を復元するために設ける点」だそうです。

2019年3月12日 (火)

お隣さんとの境界線確認(4):境界確認書における基準点

我が家に隣接するお宅が引越しをされ、業者が隣地との境界線確定のための測量を実施して、先日「境界確認書」なる書類を持参されました。

境界点(KP5~KP7)には赤い丸印が付けられています。

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確認書には境界点座標とともに、これらを測定するための基準点座標も記されています

・街区多角点には英数字など5桁程度の名前が付いていますが、ここでは省略。
・座標値も一部塗りつぶしてある。

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これらの基準点などが具体的にどの地点なのかを、示された座標値をもとに算出し、Yahoo!地図上にプロットしてみました。

記載の街区多角点は国土地理院の基準点成果等閲覧サービス(下記注参照)より位置を特定し、その他の基準点(補助点やTxx点)はこれを起点にX、Y座標値の差から位置を割り出しました。

基準点は道路上の角の点、敷地境界点などに設けられていることがわかります。

Map1a_2

(注1)座標値について
  ・これらの座標は日本の平面直角座標系:Ⅲ系での値。
  ・座標系原点は東経132°10’、北緯36°の地点(隠岐の島の西約80㎞の海上)
  ・X軸は子午線方向で、真北に向かう値がプラス。
  ・Y軸はX軸に直交する方向で真東に向かう値がプラス。
  ・従って、左手系の座標系である。

(注2)国土地理院の基準点成果等閲覧サービス

2019年3月11日 (月)

お隣さんとの境界線確認(3):境界点座標一覧表など

最近、近所のお宅が引越しをされ、業者が境界線確定のための測量を実施して「境界確認書」なる書類にまとめて持参されました。

複雑に交差している我が家との境界点に赤い境界標(プラスチック杭)KP5~KP7が打設されました。

Dsc_0140a

境界点座標やそれらを測定するための基準点座標なども表にまとめられています。

表中の街区多角点とは、人口集中地区に約200mに1点程度設置されている公共基準点で、名前が付いていますがここでは省略しています。

Dsc_0147a_3

これらの座標は世界測地系に基づく日本の平面直角座標系:Ⅲ系での値であることが記されています。

Ⅲ系は広島県、山口県、島根県内の全市町村を対象地区としています。

ー> お隣さんとの境界線確認(1)
ー> お隣さんとの境界線確認(2)

2019年3月10日 (日)

お隣さんとの境界線確認(2):境界確認書

我が家のある住宅団地は前後左右の宅地との間に段差(法面)があり、境界線がわかりにくいものになっています。

最近、斜め後ろのお宅が引越しをされて、業者が境界線確定のための測量を実施し、その結果を「境界確認書」なる書類にまとめて持参されました。

下図はそれらの一部です。

複雑に交差している我が家との取合い部に赤い境界標(プラスチック杭)が打設されました。

 ・4軒の取合い部:右下が我が家、左上が引越しされたお隣さん

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ー> お隣さんとの境界線確認(1)

2019年3月 1日 (金)

お隣さんとの境界線確認

我が家のある住宅団地は元々山間地であった場所を開発・造成されたもので、なだらかな傾斜地に各宅地が区切られて並んでいます。

そのため、前後左右の宅地との間に段差(法面)があり、境界線がわかりにくいものになっています。

最近、斜め後ろのお宅が引越しをされて、業者(測量会社)の方が境界線確定のための測量を実施し、先日、当方にも確認を求められました。

特に4軒の取合い部は法面が複雑に交差しており、土地登記簿をもとに測量を行って境界点を確定し、そこに黄色のマーカ(境界標)を設置したとのことです。

宅地図と当該部の写真は次のとおりです。

・h0が我が家、h3が引っ越したお隣さん、黄色のマークが境界標(写真にもあり、3個)
・拡大図中の太線は見かけの境界線で、実際の境界線は法面の下方に少し下りたところ(破線)
・黒い太線とグレーの線の間は法面

Kyoukai

Dsc_0135a

後日、正式書類を作成・持参するとのこと。

その時、どのような手順・方法で境界点(マーカ位置)を決定したのか聞いてみたいと思います。

フォトアルバム 2

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