6月に世界文化遺産に正式登録される運びの富士山を見てきました(ある用事の序に)。
新富士駅でレンタカーを借りて、富士山本宮浅間大社(*) ~ 白糸の滝(*) ~ 本栖湖(*) ~ 精進湖(*) ~ 西湖(*) ~ 河口湖(*) と回って、田貫湖畔の休暇村富士に宿泊。
翌日は富士山南麓の国道469号に沿って、村山浅間神社(*) ~ 富士山こどもの国 ~ 須山浅間神社(*)へ。
初日はあいにくの天候で富士山は見えませんでしたが、2日目はまずまずの天候であちこちでその姿を眺めることができました。
(注)上記(*)は世界遺産構成資産に含まれるもの。
My Blog や My Home Page (音と色と数の散歩道)についてのご意見・お問い合わせは下記のコメント欄からお願い致します。
回答もこのコメント欄に掲載致します。
(注1)My Blogの各記事に対するご意見などはそれぞれの記事内のコメント欄からお願いいたします。
(注2)できるだけ回答をさせて頂きますが、できない場合もあります。 予めご容赦ください。
ハッカ ・・・ 芳香のあるシソ科の多年草で、英語ではミント(mint)。
薄荷はハッカの漢字での表記で、漢名の「薄荷(ハクカ)」の発音がなまったものだそうです。
先日のNHKラジオで、岡山県矢掛町(やかげちょう)の薄荷の話題が取り上げられていました。
大正時代から薄荷の町として栄えていた矢掛町で、60年代以降生産が途絶えていた「幻の薄荷」が最近自生しているのが見つかったのを機に、再度薄荷を特産品にしようとする取り組みについて紹介していました。
10数年前に訪れた北海道北見市には北見ハッカ記念館がありました。 ここ北見では1902年からハッカの栽培が開始されましたが、1980年ころまでには安価な外国産の流入でほぼ消滅したようです。
北見ハッカ記念館は北見薄荷工場の旧事務所を改装したもの。
富士山が世界文化遺産へ登録される見通しとなりましたが、その構成資産のひとつ、富士五湖の 「西湖(さいこ)」 はあのさかなクン(東京海洋大学客員准教授)と関係があるって知ってました?
かつては秋田県の田沢湖のみに生息していたクニマスが、1940年頃に田沢湖の水質激変のために絶滅したとされていましたが、2010年に西湖で生息していることが確認されました。
京都大学の中坊教授にクニマスのイラスト執筆依頼されたさかなクンは参考のために日本全国から近縁種の「ヒメマス」を取り寄せました。このとき、西湖から届いたものの中にクニマスに似た特徴をもつものがあったため、さかなクンは中坊教授に「クニマスではないか」としてこれを見せ、教授の研究グループは解剖や遺伝子解析を行なった結果、西湖の個体はクニマスであることが判明しました(Wikipedia)。
西湖の水面の標高は900m、南側には有名な青木ケ原樹海が広がっています。
広島県の安芸太田町にある温井(ぬくい)ダムは高さ156mで、西日本一の高さを誇るアーチ式のダムです (国内では黒部ダムに次いで第2位)。
5/4のみどりの日に中位標高放流設備からの放流を見学しました。 15時から約15分間の放流でしたが、それは素晴らしい光景でした。
放流ゲートは最上位に5門、中位に2門、最下位に4門あり、今回の放流は中位の2つのゲートからでした。

この放流は今月末(5/31)までほぼ毎日行われるそうですので、興味のある方は国交省 温井ダム管理所のHPをご覧になってお出かけになったらと思います。