先日の12日に、高知県四万十市江川崎(えかわさき)で国内最高気温 41℃を記録し、大きな話題になりました。
江川崎は四万十川上流の愛媛県との県境に近い地域で、昨年までの最高気温は2004年7月30日に記録した 39.8℃だそうです。
下のグラフはここ4年間(2010年~2013年)の江川崎の8月の1~15日の最高気温を示したものです。 今年が如何に暑いか一目瞭然です。
四万十市江川崎の過去の気温については気象庁のHPをどうぞ。
-> 江川崎の気温 (気象庁)
以前(2012/8/6)、ひまわりの種は螺旋(らせん)状に整然と並んでいて、螺旋の本数は
13、21、34、55、89
など、フィボナッチ数列に含まれる値になっていると紹介しました。
しかし、実際にはすべてのひまわりの種がこのような法則に沿っているわけではないようです。
次の写真は先日庭で採取したものですが、赤で示す右向き螺旋は76本、緑で示す左向き螺旋は47本で、これらはいずれも上記フィボナッチ数列には含まれてません。
(赤、緑それぞれ螺旋10本毎に印を入れています。)
次の種の右向き螺旋も47本でした。
なお、先日「巨大ひまわり2世(その9)」で紹介したひまわりでは、右向き螺旋は確かに89本ありました。
-> ひまわりの種の螺旋の乱れ
スペインの首都マドリード(Madrid)は広島から見て北西の方向(方位角:約324度)にあります(北:0度、東:90度、南:180度、西:270度)。
では、マドリードから見て広島はどの方向にあるのでしょうか?
南東でしょうか。
いいえ、実は北東の方向(方位角:約40度)になります。 地球が平面でなく、丸いためにこのようなことが起こります。
●マドリード -> 広島
詳しくは -> 地球上の2点間の距離・方位を求める
イスラム教徒は聖地メッカの方向に向かって礼拝しますが、例えば広島から見てメッカはどの方向になるのでしょうか。
地球上の2点間の距離、方位を算出できるサイトは種々ありますが、例えば次のサイトが利用できます。
-> 地球上の2点間の距離・方位を求める
これによれば、広島->メッカ は
・距離 8,907km
・方位 289度(西北西) (注)北:0度、東:90度、南:180度、西:270度
広島は北緯34°27′、メッカは北緯21°25′で、メッカの方が南(赤道に近い)なのに、広島->メッカの方位が西北西なのは地球が平面でなく、丸いためです。
3番目位に大きいひまわりの葉が枯れ始めたので、頭部を切って種の数を数えてみました。
左は満開の頃(6月29日)、右は切り取った頭部(直径約30cm)の種の様子。
赤で示した螺旋(らせん)はフィボナッチ数に含まれる89本の螺旋を10本毎に示したものです。 下の方は写真での判別が難しいので省略しています。
1本の螺旋当たりの種の数を数えると16~17個はあるので、全体では
(16~17) x 89 = 1424~1513
となり、約1500個の種が含まれている計算になります。
2013年参議院選挙は自民の大勝で終わりました。
比例代表制(比例区)の定員48名に対しては、自民18、公明7、民主7、維新6、共産5、みんな4、社民1 となりましたが、ここでは比例区の各党の得票数からドント方式による当選者決定の過程を見てみましょう。
● ドント方式の説明