太陽光発電・風力発電・地熱発電・水力発電などの再生可能エネルギー(再エネ)発電を普及・拡大させることを目的に、電力会社が再エネを買い取る際の費用を消費者が負担するものが再エネ発電賦課金(正式には再生可能エネルギー発電促進賦課金)です。
賦課金単価は全国一律に使用電力量1kWhあたりの値として毎年設定され、毎月の電気料金に加算されて請求されます。
この単価は年々上昇し、制度開始時の2012年度に0.22円/kWhだったものが、今年度(2019年度=令和元年度)は2.95円/kWhと10倍以上にアップしています。
平均的な家庭の年間の賦課金負担は現在約1万円にも達し、問題となっています。
このため、経産省は2020年度中に大規模な太陽光発電と風力発電をFITの対象から外す法改正の方針を先日公表しました。
●電気料金領収証に記載されている再エネ発電賦課金の例(2019年6月分)
使用電力量 135kWhに対して、賦課金 398円(=135*2.95)となっている。
●我が家の再エネ発電賦課金の年度別推移(2012年度~2018年度)
2014年7月に電気温水器からエコキュートに変更し使用電力量は約半減したが、
賦課金は年々上昇している。
今は夏の真っ盛りです。
「来秋(らいしゅう)」とは来年の秋のことですが・・・、
「来る秋」、「来たる秋」とはこれからやって来る秋、即ち今年の秋のこと。
一方、「来年」、「来る年」、「来たる年」はいずれもこれからやって来る新しい年で同じ意味です(多少のニュアンスの違いはあるのかもしれませんが・・・)。
日本語は難しいです。
連日暑い日が続き、夜になってもあまり気温が下がりません。
広島市でも夜間に最低気温が25度を下回らない熱帯夜の状態が7月25日から続いています。
多少の暑さなら、網戸にして扇風機を回せば十分就寝できますが、8月2日の夜(8/2夕~8/3朝)は我慢の限界を超えたため、就寝時に久しぶりにエアコンをつけました。
エアコンの使用電力は運転開始時は高い(400W程度)ですが、徐々に低下し、明け方には100W程度まで下降します。
その結果、就寝時間内のエアコンの使用電力量は約1.3kWh、電気代に換算すると約13円と、比較的リーズナブルです(23時台から4時台までの合計、中国電力、時間帯別電灯)。
[グラフの説明]
・8/1 18時台~8/2 17時台 と 8/2 18時台~8/3 17時台の比較
・8/1~2の就寝時はエアコンの使用 無し
8/2~3の就寝時はエアコンの使用 有り
・縦軸は1時間当たりの使用電力量(Wh / h)
・朝の5時台~6時台はエコキュート運転で消費電力が一時的に高くなる
・太陽光発電システムによる発電量を参考までに表示している
「~のお蔭で」は、あることが原因で好ましい状態になった時に使うものだと思っていましたが・・・。
先日、ラジオで「~のお蔭で悪い結果になった」というような使い方をしていました。
これって正しい用法なのでしょうか。
手許にある三省堂の古い辞書で「御蔭(おかげ)」の項を見ると、
・神仏や他人から恩恵の結果
・好意、幸運による結果
・他からの働きかけや影響を受けた結果
・前件のもたらす必然的な結果
のように多くの意味があり、必ずしも良い結果になった時だけに使用するとは限らないようです。
これに対して「~のせいで」は、あること(好ましくないこと)が起こった責任が特定の相手に求められるような時に使用されるとあります。
こちらも、「~のせいで合格できた」という言い方もOKなのでしょうか。
この「せい」は漢字では「所為」と書くようです。
宮崎県と鹿児島県の県境付近に広がる霧島連山の韓国岳(からくにだけ)近くにある大浪池(おおなみいけ)はターコイズブルーのきれいな火口湖だと、TVの登山番組で紹介していました。
以前はもっと濃い藍色だったものが、新燃岳の噴火による火山灰で色が変化したのだそうです。
ターコイズブルー(turquoise blue)とは緑がかった青で、RGB値は(0,183,206)です。
因みに、ターコイズとはトルコ石のこと。
また、トルコ(国名)はTurkey、 トルコ人はTurk、 トルコ語はTurkish。
これに似た、色を表す言葉について調べてみました。
・コバルトブルー(cobalt blue):あざやかな青、RGB(0,71,171)
・エメラルドグリーン(emerald green):わずかに青がかった緑、RGB(0,169,104)
・コバルトグリーン(cobalt green):あかるい緑、RGB(64,186,141)
(注1)RGB(xx,xx,xx)の部分をその色で表示しています。
(注2)藍色はRGB(35,71,148)
ここ中国地方も先日(7/25)梅雨が明け、本格的な夏到来です。
日中を避けた朝夕の庭の花や野菜の手入れ・収穫などでも結構汗をかきます。
汗に含まれる塩分濃度は 0.3~0.9% 程度だそうですので、仮に庭仕事で200mL( ≒ 200g)の汗をかいたとすると、
200 x 0.3~0.9% = 0.6~1.8g
の塩分が失われる計算です。
普段よく購入する春日井の塩飴の袋には、100g当たり食塩相当量1.5g、1粒当たりでは113mg(下記注あり)とあります(1粒が約8gなので、1.5gx 8/100=0.12g)。
従って、失われた塩分をこの塩飴だけで補給するなら、5個以上必要となりますが・・・。
塩分は普段の食事から十分摂れているはずなので、あまり神経質になることはなく、塩分の取り過ぎには十分注意が必要なようです。
(注)春日井のHPにはこの塩飴の1粒当たりの食塩相当量は98mgとあり、袋の表記と異なる。
但し、HPには「商品の規格変更により、実際の商品とは異なる場合がございます」との注意書きが付いている・・・。