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2019年8月 2日 (金)

「~のお蔭で」と「~のせいで」

「~のお蔭で」は、あることが原因で好ましい状態になった時に使うものだと思っていましたが・・・。

先日、ラジオで「~のお蔭で悪い結果になった」というような使い方をしていました。

これって正しい用法なのでしょうか。

手許にある三省堂の古い辞書で「御蔭(おかげ)」の項を見ると、
・神仏や他人から恩恵の結果
・好意、幸運による結果
・他からの働きかけや影響を受けた結果
・前件のもたらす必然的な結果

のように多くの意味があり、必ずしも良い結果になった時だけに使用するとは限らないようです。

これに対して「~のせいで」は、あること(好ましくないこと)が起こった責任が特定の相手に求められるような時に使用されるとあります。

こちらも、「~のせいで合格できた」という言い方もOKなのでしょうか。

この「せい」は漢字では「所為」と書くようです。

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