先日(4/4~5)周防大島(山口県)を訪れました。
昨年秋に貨物船が橋げたに衝突し、送水管が破断して島内のほぼ全域で起きた断水は年末までに解消され、大島大橋も総重量40トンを超えるもの以外は通行できるようになっています。
周防大島は正式には屋代島といい、この島と周辺の大小30の島々で周防大島町を構成しています。
その中の1つ、真宮島(しんぐうじま)は周防大島の道の駅「サザンセトとうわ」のすぐ近くにあり、干潮時の前後3時間だけ海の中道が現れて地続きとなって沖合約100mのところにある島まで徒歩で行くことができます。
4/4の16時前に真宮島まで歩いてみました。
県内のパワースポットの1つということなので何かいいことがあるかも・・・。
・写真左: 右側の島が真宮島、左側は我島
・写真右: 真宮島から周防大島を望む
広島市は人口約120万人、面積約900km2で、中区、南区、西区、東区、安佐南区、安佐北区、佐伯区、安芸区の8区に分かれています。
面積が広く、同じ区内でも場所によって気温差が大きいようです。
NHKのWebサイト「あなたの天気・防災」の「市区町村等」のページには、ウェザーニューズ社の予報が掲載されていて、広島市については各区毎の今日から10日間の天気、最低・最高気温、降水量、風の予想を知ることができます。
中区と安佐南区の4/3 8:59時点の最低・最高気温(℃)の予想は下表のとおりで、安佐南区は中区に比べて最低気温は3~5度程度低く、最高気温は大差ないとなっています。
しかし、安佐南区の沼田地区にある我が家で実際に外気温を観測してみると、最低気温は中区に比べてせいぜい1~2度程度のマイナスで、最高気温は中区と同じか少し高めのことが多いように見受けられます。
ウェザーニュースの安佐南区の予報地点がどこか不明ですが、同じ安佐南区内でも場所によって気温が大きく変化するのでしょう。
我が家の場合はむしろ中区の予報に近いようです。
| 最低気温 | 最高気温 | ||||||
| 月 | 日 | 中区 | 安佐南区 | 差_____ | 中区 | 安佐南区 | 差 |
| 4 | 3 | 4 | 1 | -3 | 14 | 13 | -1 |
| 4 | 4 | 1 | -3 | 19 | 18 | -1 | |
| 5 | 7 | 3 | -4 | 20 | 19 | -1 | |
| 6 | 10 | 6 | -4 | 21 | 21 | 0 | |
| 7 | 11 | 7 | -4 | 22 | 22 | 0 | |
| 8 | 11 | 6 | -5 | 20 | 19 | -1 | |
| 9 | 7 | 3 | -4 | 17 | 16 | -1 | |
| 10 | 8 | 5 | -3 | 16 | 15 | -1 | |
| 11 | 9 | 5 | -4 | 18 | 19 | +1 | |
| 12 | 8 | 5 | -3 | 18 | 18 | 0 |
[ 咲き出したシャクナゲ ](4/1 撮影)
ー> 広島市安佐南区の天気予報
大雨の後などに水道メーター(量水器)ボックス内に雨水が溜まる問題。
住宅メーカや市の水道局にも問い合わせましたが、あまり神経質にならなくてもいいようなので安心しました。
念のため、メーターボックス内への水の浸入・水没に関して、他に考えられる原因がないかなど、ネット上で調べてみました。
それらを列挙すると、
・水道管からの水漏れ
・地下水の入り込み
・メーター近くを通る雨水配管からの水漏れ
排水管の接続部は接着剤を付けないことも多く、その可能性も・・・
・ボックス底面の土質が粘土質などで、水が浸み込みにくい
また、メーターボックスの構造などについては、
・ボックス底板: あるもの、ないもの
・ボックス底面に水抜き穴があるものも・・・。
・ボックス材質: 鋳鉄製、プラスチック製
・ボックスの蓋と本体間のすき間の大小
等々あり、これらによってもボックス内への水の浸入・水没の状況に差が生じることが考えられます。
「雨水配管からの水漏れ」もあり得るというのはびっくりです。
大雨の後などに水道メーター(量水器)ボックス内に雨水が溜まる問題、住宅メーカは特に問題はないとの見解でした。
しかし、メーターボックスは完全に雨が当たる場所に設置されていて、雨が降ればボックス上部の蓋と本体の間のすき間から容易に水が侵入します。
ボックス内に水が侵入し、溜まると色々と問題がありそうです。例えば、
・雨水とともに周囲の有害物が入り込む。
・夏場などは、蚊の発生源となる。
・機器の寿命、性能に影響はないか。
・何より、気持ちの良いものではない。
等々。
そこで、2~3調べてみました。
1.日本計量機器工業連合会 水道メーター技術委員会
「水道メーターの設置に関するマニュアル」(H27.4.1)
・本マニュアルは水道メーターの正確な計量/表示の信頼性を確保するため、
メーター の設置、付属機器の標準的基準、通水開始時及び保管上の注意を定めている。
・日本工業規格:JIS B 8570-1:2013 附属書 JB メーターの設置要件 などを参照して作成。
・メーターの設置場所:
・メーターに対する汚染を防止することが望ましい。
特に、メーターをピット又はマンホール 内に設置する場合は、メーター及び付属機器を
床面上の十分な高さに設置して汚染防止をする。
必要な場合には、ピット又はマンホール内に水を除去するための水だめ、ドレン又は排水ポンプを設けること。
・マンホール蓋は水の浸入を防ぎ、(途中省略)構造が望ましい。
2.JIS B 8570-1:水道メーター及び温水メーターとその付属書(2013年)
付属書 JB:「メーターの設置要件」には
・メーターのピットは出水及び雨水による侵入から保護する。
・次の原因による損傷の危険からメーターを保護する。
・凍結
・水没または雨水の浸入
・...
このように、一般にメーターボックス内には水が侵入しないように留意すべきとしています。
我が家のメーターボックスの概略サイズは下記のとおりで、ボックス底部(土)からメーター上面までは約15cmです(口径20mm)。 大雨の時には配管が水没し、メータの上面近くまで水が溜まることがあります。
これらをもとに、広島市の水道局に問い合わせたところ、即日次のような回答がありました。
・メーターは市の支給品であるが、ボックスは個人の所有。
・メーターボックスの設置については検針がしやすいことなどの要件があるので場所は指定するが、
雨水のボックス内への侵入防止対策については特に指示していない。
・メーターが完全に水没しても機器の気密性が確保されているので問題ない。
近所のメーターボックスを見ても、屋根付き車庫内にあって雨に当たりにくいもの、完全に外にあって雨にさらされるものなど色々あり、雨水のメーターボックス内への侵入についてはあまり神経質にならなくてもよいようです。
しかし、それではJIS等の規格・マニュアルはどういう意味を持つのでしょうか。
雨のかかる心配のない場所に設置するのがベストですが、検針のことを考えるとそうもいかないのでしょう。
少なくとも、メーターボックスの蓋と本体のすき間は最小限にし、できればボックス内の水を近くの雨水桝に導く配管を設けるなどの対策があってもよさそうです。
試験的にメーターボックス上面にビニールシートを敷き、その飛散防止のために鉢植えを置いてみました。 ただ、こうすると2か月に1度の検針前にはこれらを退けなければなりませんが・・・。
ー> 水道メーターボックス内への雨水の侵入(1)・・・(住宅メーカの見解など)