7年半ぶりの四国(4) ~マイントピア別子~
10月26日、高知県大豊町の大杉を見て、高知道を北上、松山道に入って新居浜IC(愛媛県)で高速を下車。 県道47号を南下して、マイントピア別子へ。
ここは、1973年(昭和48年)に閉山された別子銅山の施設跡などを利用したテーマパークで、道の駅が併設されています。
鉱山鉄道に乗って、江戸ゾーン、近代ゾーンなどを見学し、帰りはゆっくり歩いて始発駅に戻りました。
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10月26日、高知県大豊町の大杉を見て、高知道を北上、松山道に入って新居浜IC(愛媛県)で高速を下車。 県道47号を南下して、マイントピア別子へ。
ここは、1973年(昭和48年)に閉山された別子銅山の施設跡などを利用したテーマパークで、道の駅が併設されています。
鉱山鉄道に乗って、江戸ゾーン、近代ゾーンなどを見学し、帰りはゆっくり歩いて始発駅に戻りました。
10月26日、祖谷渓のかずら橋(徳島県)を見た後、国道32号に戻ってさらに南下し、高知県大豊町へ。
ここ大豊町の八坂神社境内には推定樹齢3000年の「日本一の大杉」(国の特別天然記念物)があります。
南大杉、北大杉と呼ばれる2株の大杉からなっており、2株が根元で合着していることから、別名夫婦杉とも呼ばれています。
・南大杉: 根元の周囲が約20m、樹高が約60m
・北大杉: 根元の周囲が約16.5m、樹高が約56m
巨樹・巨木ランキングにおける一般的な計測方法は
・地上1.3m地点の幹周りの大きさで比較する。
・樹高や樹齢は無関係。
とされています。
それに対して大豊町のデータは根元での幹周りの値であり、何をもって「日本一」とされているかはちょっと不明です。
あの有名な屋久島の縄文杉は当初樹齢7000年以上と推定されていましたが、その後の調査研究で3000年以上あるいは2500年程度とされているようです。 縄文杉の周囲は16.1m(地上1.3m地点で)、樹高は30mです。
上記の一般的な計測方法による 日本の巨樹ランキング TOP50 によれば、杉では
1位: 縄文杉(16.1m) 2位: 三川の将軍スギ(15.95m) 3位: 大豊町の大杉(15m)
となっています。
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大豊町の大杉のそばには、歌手の美空ひばりの遺影碑と歌碑があります。
戦後9歳でデビューした美空ひばりは昭和22年に地方巡業をしている途中、大豊町でバス事故に遭遇し、ここで1か月半の療養後、「杉の大杉」に「日本一の歌手になれるように・・・」と願をかけました。 平成5年5月に杉の大杉のすぐ隣に「大杉の苑」を整備し、遺影碑と歌碑が建立されました。
(左下の花は大杉の苑に咲いていたリンドウ、右下はここから見える大豊風力発電所の風車2基)
先日(10/15)のNHKテレビ「ニュースウォッチ9」で、身近な所に「東京五輪レガシー」が残っていると・・・。
例えば、トイレのマーク、東海道新幹線、ゴミ収集車等々が東京オリンピックのレガシー(legacy、遺産)として残っていると紹介していました。
ところで遺産に対する英語には、legacy のほかに heritage 等があります。 世界遺産は World Heritage です。
日本語の遺産とは(Wikipediaのよれば)
「死者が生存中に所有していた財産、その他有形的・無形的価値」のこと。
転じて、先祖代々受け継がれてきた財産その他の有形的・無形的価値のことをいうこともある。
legacy と heritage の違いは何か?
これには色々な説が見受けられます。
①legacy は,遺言によって受け取る遺産。 heritage は,先祖から受け継いでいくものというような意味の遺産で,お金に換算したりしないもの。
②legacy は個人的な遺産、heritage は文化的な遺産。
等々。
東京五輪をきっかけに登場して今も残っている前記のものたちは、legacy なのか heritage なのか、 どちらが適しているのでしょうか。
実は、レガシーはIOCが最も力を入れているテーマの一つで、IOCの憲法ともいえるオリンピック憲章には次のように記されています (第1章「オリンピック・ムーブメントとその活動」 第2項「IOCの使命と役割」)。
(日本語版)
14. オリンピック競技大会のよい遺産を、開催都市ならびに開催国に残すことを推進すること。
(英語版)
14. to promote a positive legacy from the Olympic Games to the host cities and host countries.
これを踏まえて、NHKテレビではレガシーという言葉を使ったのでしょう。
-> オリンピック憲章(日本語版)
-> オリンピック憲章(英語版)
先日、ピーマンの種は栄養豊富だと紹介しましたが、これは我が家の昨晩のメニューの一品です。
ピーマンとエリンギだけのシンプルなものです。
ゴマのように見える白い小さなものがピーマンの種。
また赤いのはニンジンではなく、これもピーマンです。 普通のピーマンのよく熟したもので、パプリカではありません。 勿論、ピーマンは(赤色のものを含めて)自家製です。
はったい粉は大麦を炒って挽いた粉ですが、これは主に西日本での呼び方で、関東では麦こがしと呼ばれているようです。
先日某TV番組で、竹原市内の食堂ではったい粉が出されるシーンがあり、調べてみました。
はったい粉は鉄分、食物繊維を多く含む健康食で、我が家でもよく食べています。
広島市安佐南区伴南(西風新都セントラルシティ)にある上万糧食製粉所で作られたはったい粉やきな粉は近所のスーパーでも売られています。 ここで製造されたはったい粉の袋には「裸麦」を使用していると書かれていますが、裸麦は大麦の一種です。
因みに、昔懐かしいげんこつ飴は大豆を原料としたきな粉から作られる飴で、飛騨地方の伝統的な駄菓子だそうです。