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2014年10月30日 (木)

7年半ぶりの四国(3) ~大豊町の大杉と美空ひばり~

10月26日、祖谷渓のかずら橋(徳島県)を見た後、国道32号に戻ってさらに南下し、高知県大豊町へ。

ここ大豊町の八坂神社境内には推定樹齢3000年の「日本一の大杉」(国の特別天然記念物)があります。

南大杉、北大杉と呼ばれる2株の大杉からなっており、2株が根元で合着していることから、別名夫婦杉とも呼ばれています。
 ・南大杉: 根元の周囲が約20m、樹高が約60m
 ・北大杉: 根元の周囲が約16.5m、樹高が約56m

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巨樹・巨木ランキングにおける一般的な計測方法は
  ・地上1.3m地点の幹周りの大きさで比較する。
  ・樹高や樹齢は無関係。

とされています。

それに対して大豊町のデータは根元での幹周りの値であり、何をもって「日本一」とされているかはちょっと不明です。

あの有名な屋久島の縄文杉は当初樹齢7000年以上と推定されていましたが、その後の調査研究で3000年以上あるいは2500年程度とされているようです。 縄文杉の周囲は16.1m(地上1.3m地点で)、樹高は30mです。

上記の一般的な計測方法による 日本の巨樹ランキング TOP50 によれば、杉では
 1位: 縄文杉(16.1m)  2位: 三川の将軍スギ(15.95m)  3位: 大豊町の大杉(15m)

となっています。

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大豊町の大杉のそばには、歌手の美空ひばりの遺影碑と歌碑があります。

戦後9歳でデビューした美空ひばりは昭和22年に地方巡業をしている途中、大豊町でバス事故に遭遇し、ここで1か月半の療養後、「杉の大杉」に「日本一の歌手になれるように・・・」と願をかけました。 平成5年5月に杉の大杉のすぐ隣に「大杉の苑」を整備し、遺影碑と歌碑が建立されました。

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 (左下の花は大杉の苑に咲いていたリンドウ、右下はここから見える大豊風力発電所の風車2基)

  -> 大豊町の風力発電所

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