太陽光発電 Feed

2023年6月 6日 (火)

電気料金における再エネ賦課金が2円下がって1.4円/kWhに

再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは、電力会社がFIT制度を通して買い取った太陽光発電等の再生可能エネルギーの費用を、電気代に反映したものです。

電気代の請求書を見ると、2023/5月分から再エネ賦課金の単価が従来の3円45銭/kWhから1円40銭/kWhに引き下げられていることが確認できます。

約2円の値下がりになります。

例えば、電気使用量が655kWh/月の場合の再エネ賦課金額は下記のとおり。

 ・4月まで: 2,259円
 ・5月以降:  917円

 (太陽光発電パネルを多く搭載した住宅街の例)

2023年3月26日 (日)

電気料金における再エネ賦課金が5月請求分から2円程度下がる見通し

再エネ賦課金(再生可能エネルギー発電促進賦課金)とは、電力会社がFIT制度を通して買い取った再生可能エネルギーの費用を、電気代に反映したものです。

経産省は 2023/3/24、再エネ賦課金の単価を現在の3円45銭/kWhから1円40銭/kWhに引き下げることを発表しました。約2円下がることになります。

例えば、電気使用量が655kWh/月の場合の再エネ賦課金額は、

 ・4月まで: 2,259円
 ・5月以降:  917円

となり、約1,340円の値下がりとなります。

結構な額です。

今年の初めからは期間限定で燃料費調整額の政府補助金も導入されています。

(太陽光発電パネルの例)

 

  ー> 電気料金における燃料費調整額が急に下がったが・・・

2023年3月11日 (土)

「SMARTHEIMでんき」で一部のボタンが効かない不具合が解消

「SMARTHEIMでんき」は、セキスイハイムがFIT制度終了後に同社のオーナーから太陽光で発電した余剰電力を買い取り、同社の生産工場や事業所、他の一般ユーザなどに電力を販売する仕組みです。

最近まで、Microsoft Edgeで「SMARTHEIMでんき」のホームページを閲覧すると、幾つかのボタン(ログアウトやFAQなど)が効かない事態が発生していました。

サイトの運営元にも連絡して原因究明をお願いしていましたが、先日から急に正常に戻りました。

「SMARTHEIMでんき」システムは全く改修していないとのこと。

運営元の話では、Chromeの仕組み変更に伴い、Edgeも変更された可能性があり、それで不具合が解消されたとのことですが、これらの変更時期と不具合解消時期がどうも合いません。

しばらく様子見とします。



ー> 「SMARTHEIMでんき」で一部のボタンが効かない

2023年2月12日 (日)

「SMARTHEIMでんき」で一部のボタンが効かない

「SMARTHEIMでんき」は、セキスイハイムがFIT制度終了後に同社のオーナーから太陽光で発電した余剰電力を買い取り、同社の生産工場や事業所、他の一般ユーザなどに電力を販売する仕組みです。

現在、「SMARTHEIMでんき」のホームページ上で、幾つかのボタン(ログアウトやFAQなど)が効かない事態が発生しています。


サイトの運営元にも連絡して原因究明中ですが、解決に至っていません。

● 「SMARTHEIMでんき」の画面の1例



2023年1月16日 (月)

東京は雨の降らない日が21日間で途切れる(2022/12/23~2023/1/12)

東京都心は先月23日から雨が降っておらず、1/12で21日間となりましたが、翌1/13で無降水記録が途切れました。

1/13夜にわずかに雨が降ったようです。

気象庁のHPで「東京」の昨年12月20日からの1日の降水量(mm)の値を見ると、次のとおり。

2022年
 12/20: --
 12/21:   0.0
 12/22: 17.5
 12/23: --
 12/24: --
 12/25: --
 12/26: --
 12/27: --
 12/28: --
 12/29: --
 12/30: --
 12/31: --
2023年
 01/01: --
 01/02: --
 01/03: --
 01/04: --
 01/05: --
 01/06: --
 01/07: --
 01/08: --
 01/09: --
 01/10: --
 01/11: --
 01/12: --
 01/13: 0.0
 01/14: 1.5

降水量は0.5mm(1967年までは0.1mm単位)単位で計測されます。

例えば、1.7mmであれば1.5mmとなり、12/21及び1/13の0.0mmは0.5mm未満の雨ということになります。

「ーー」は全く雨が降らなかったという意味で、12/23~1/12の21日間が無降水であったことがわかります。

下のグラフは東京での1月の日射量と理論発電量(パネル容量:5.365kW)を示します。

12日までは安定した日射量と発電量があったことがわかります。

 

「無降水とは 降水が0.0mm未満のこと」という説明を見かけますが、これをそのまま解釈すると降水量がマイナスになってしまいます。

このおかしな表現も上記の降水量の表し方を知れば納得できます。

 

今までの東京都心での無降水最長記録は23日間(1956/12/10-1957/1/1)で、今回はこれには及びませんでした。

 

大相撲初場所が東京の両国国技館で開かれていますが、空気が乾燥すると土俵が乾燥し、力士の相撲内容に影響するとの記事を見たことがあります。

Img_6844

Img_6846

(両国国技館近くにある旧安田庭園)

2023年1月 2日 (月)

太陽光発電: 年間発電効率の推移(2012年~2022年)

現在の太陽光発電システムは2011年6月に設置し、2022年末で11年半が経過しました。

この間の実際の年間発電量を理論発電量と比較し、両者の比(発電効率)をグラフ化して表示しています。

年々、発電効率(理論発電量に対する実際の発電量)が少しずつ落ちていますが、一般に太陽光発電パネルは毎年0.25~0.5%程度の出力性能の劣化があるとされていますので、我が家のシステムもほぼ一般的な傾向に従っていると思われます。

ー> 詳細はこちら

2022年11月11日 (金)

太陽光発電: 全国各地の発電量比較

気象庁による日射量観測が行われている32都道府県庁所在地の1日の発電量を比較表示できるサイトを紹介します。

< 対象地点 >

  次の15府県を除く32の都道府県庁所在地。
   茨城県、千葉県、埼玉県、神奈川県、石川県、岐阜県、滋賀県、三重県
   京都府、和歌山県、兵庫県、岡山県、鳥取県、山口県、徳島県

< サイト >

  ー> 32観測点の実際の日射量に基づく発電量を比較表示

< 例:2022/11/10 の各地の発電量>

2022年9月 9日 (金)

太陽光発電: 停電時の自立運転方法の確認

2011年に設置したSharp太陽光発電システムは、電力モニタの不具合を除けば特に大きなトラブルもなく、ほぼ順調に稼働しています。

季節も秋になり、本格的な台風シーズンの到来です。 この際、停電時の太陽光発電システムの扱いについて再確認しました。

システムの取説によれば、

 ・停電などによって外部からの電力供給がなくなると、パワーコンディショナの運転は停止し、
   ディスプレイにエラーメッセージを表示する。
 ・停電が回復後、しばらくすると自動的にパワコンの運転を開始する。
 ・停電時に太陽光発電の電力を使用することができる(自立運転)。
 ・自立運転では太陽光発電で発電した電気を自立運転用のコンセントに供給する。

 ・自立運転への切替手順は下記のとおり
 (1)モニタ右側面の運転切替ボタンを押す(下図)。
 (2)画面表示の連系/自立で「自立」を選択する。
 (3)「運転」をタップする。

 ・専用コンセントで使用できる電力は最大で1500Wまで。

   (運転切替ボタン)

幸い、今まで1度も停電による自立運転を行ったことはありませんが、念のため取説を読み直してみました。

2022年6月17日 (金)

太陽光発電: 発電量データ(数値)を取得する自作アプリの書き換え

我が家の太陽光発電システムは昨年9月初めに保証期限(10年)が終了し、1時間毎発電量の数値データが精度よく取得できなくなりました。

そこで昨年、電力モニタの発電量グラフから1時間毎発電量の数値データを精度よく取得するアプリを作成して対処してきましたが、今回このままこれを継続できない事情が発生しました。

当初作成したアプリはJavaScript言語で書かれていましたが、色々と問題があり、今回これをJava言語に書き換え、ブラウザなしで直接実行できるWindowsアプリとしました。

 

新アプリでの実行結果の例を示します。

棒グラフを読み取り、これを自動的に数値化(xxx kWh/h)して、既定のフォーマットで出力します。

従来版と同等の精度で1時間毎の発電量が取得できています。

 

ー> 詳細はこちら

ー> 太陽光発電: Webモニタリングサービスがついに終了(2021/9/6のBlog)

2022年5月 4日 (水)

再生可能エネルギーの出力制御が相次ぐ

最近、再生可能エネルギーの出力制御に関するニュースが相次いでいます。

特に大型連休で企業などでの電力消費量が減少する一方、晴天が続いて日照時間が長くなると太陽光発電の発電量が増大して需給バランスが崩れる心配があるためです。

国が定めたルールでは、

・先ず火力発電の出力を抑える。
・余剰電力を他の地域に送る。
・太陽光、風力の順で再生可能エネルギーを制御する。
  10kW未満(主に住宅⽤)太陽光発電の出⼒制御については、
  ・まず、10kW以上の制御を⾏う。
  ・それでもなお必要な場合は10kW未満の設備に対して制御を⾏う。

とされています。

従って、5kW程度の小規模の住宅用太陽光発電システムが出力制御の対象となって売電ができなくなるようなことはほとんどありません。

●西風新都バイオマス発電所(太陽光発電併設、広島市安佐南区)
   Img_8677

●島根県出雲市の道の駅キララ多岐近くの風力発電所
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