もともと鉢植えで育てていたスズラン。
何年か前にその一部を株分けして庭の片隅に植えておいたら、あたり一面に広がってしまいました。
これはこれできれいですが、「地植えすると旺盛な繁殖力で次々と広がるので注意が必要」との指摘もあり、どうしたらいいか思案しています。
種蒔き・発芽から10年近く経過したハナミズキの木が数本あります。
その内の1本に昨年の夏、初めて花芽(かが、はなめ)が付いているのを見つけました。
10数個の花芽は徐々に大きなつぼみとなって、先日ようやく開花しました。
周囲の花びらのように見える4枚は苞(ほう)で、中心の塊が花です。
苞の先端部はくぼんでいて、白花の先端には紅色が差してポイントになっています。
ハナミズキの別名はアメリカヤマボウシ、1912年米国ワシントンに贈ったサクラの返礼として贈られました。
先日、広島市東区にある広島県緑化センターに桜を見に出かけた際に、現地で入手した園内の4月の開花マップを見ていて気になることがありました。
パンフレットには、薬草園近くの川沿いに「ウワミズザクラ」があり、長さ8~15cmの総状花序に白い花が多数密集して咲くと説明にあります。
「ウワミズザクラ」???
「ウワズミザクラ」の間違いではないのか?
帰宅して調べてみると、「ウワミズザクラ」が正解で、漢字では「上溝桜」と書くとありました。
ソメイヨシノ(染井吉野)などと同じく、バラ科の植物です。
花はちょっと変わった形をしていますが、葉はまさしく桜です。
(緑化センターHPより)
ネット上を検索すると、間違った表現「ウワズミザクラ」が結構見受けられます。
昨日(3/14)東京の桜(ソメイヨシノ)の開花が発表されましたが、散歩コースの途中にある河津桜の木は今ほぼ満開の状態です。
1年前、あるところから思いがけずに頂いた我が家の河津桜(接ぎ木苗、当初約60cm高さ)は現在150cmほどに成長しました。
今年は残念ながら花は期待できないようですが、来年はどうなるでしょう。
楽しみです。
先日、TVで旅番組を見ていたら、「杠」さんのいう名字(苗字)の方が出ていました。
字幕には「ゆずりは」とあります。
ゆずりはは「譲り葉」とばっかり思っていましたので、色々調べてみると、「楪」、「杠」や「杠葉」などの漢字も当てられていると知りました。
ユズリハの名は、春に枝先に若葉が出たあとに前年の葉がそれに譲るように落葉することに由来するとありました。
我が家にはユズリハはありませんが、葉はシャクナゲ(石楠花)に似ているようです。
● 写真は庭のシャクナゲ
今日(12/18)未明から降り出した雪、朝起きて外を見るとご覧の通りの積雪です(広島市安佐南区)。
先日(12/14)も雪やみぞれがぱらつきましたが、積雪には至りませんでした。
今朝の広島市内は0度近くまで下がって、初氷が観察されたようです。
庭のもみじもすっかり葉を落としましたが、ロウバイにはまだ葉が残っていて、その枝には春に咲く花のつぼみがしっかりと付いています。
「生きた化石」とも呼ばれた「メタセコイア」は今、紅葉し、葉っぱが少しずつ落ち始めています。
一方、庭のコキアも枯れてきました。
コキアは通常、球形に剪定してお馴染みの姿で見かけますが、我が家のコキアは剪定せず自然のままの姿で残っています。
両者をよく見ると、大きさは全く異なりますが、姿は非常によく似ています。
● メタセコイア(左:広島広域公園)とコキア(右:我が家)の写真
● 通常見かけるコキア
(NHK出版のHPより)