9月17日はモノレールの日です。
今からちょうど60年前の1964年9月17日に東京浜松町 ~ 羽田空港間に日本初のモノレール(東京モノレール羽田線)が開通したことを記念して、これを運営する会社が制定しました。
広島市安芸区の住宅団地「スカイレールタウンみどり坂」とJR山陽本線の瀬野駅を結ぶ懸垂式モノレール「スカイレール」が1998年に開業しましたが、維持費を含めた採算性の面から2024年5月1日に廃止されています。
モノレールは、本来は1本の軌条により進路を誘導されて走る交通機関ですが、「一般の二条式鉄道とは異なるものの総称」として使用されているようです。
これによく似たものにロープウェイがあります。
空中に渡したロープに吊り下げた輸送用機器に人や貨物を乗せて運ぶものです。

9月16日はハイビジョンの日です。
ハイビジョンの画面の縦横比(アスペクト比)が 9:16 (16:9)であることから通産省(現経済産業省)が制定しました。

面白いことに、ハイビジョンの日はもう1つあります。
郵政省(現総務省)とNHKが、ハイビジョンの走査線数1125本から11月25日を同名の記念日としています。
9月15日はひじきの日です。
昔からひじきを食べると長生きをすると言われていることから、日本ひじき協会が当時「敬老の日」であったこの日を記念日として制定しました。
確かに、ひじきは鉄分の王様などと呼ばれていましたが、最近の干しひじきに含まれる鉄分は以前の1/9に激減しているようです。
文部科学省が調査・公表している日常的な食品の成分に関するデータである日本食品標準成分表(略して食品成分表)によれば、従来(2010年、6訂版)は干しひじきに含まれる鉄分は、100gあたり55mgとされてきましたが、2015年の改訂版(7訂版)では、その約 1/9、100gあたり6.2mgに変更されています。

9月14日は木下惠介監督の映画「二十四の瞳」の封切り日です(1954年)。
壺井栄の小説「二十四の瞳」は1952年に発表され、その2年後に初めて映画化されました。
以後、映画やテレビで何度も映像化されています。
小説では、その舞台を「瀬戸内海べりの一寒村」として具体的な地名は出てきませんが、壺井の故郷が香川県小豆島であることから、その後の多くの映像作品では物語の舞台を「小豆島」と設定しています。
下の写真は岡山県瀬戸内市牛窓地区にあるオリーブ園から眺めた瀬戸内海で、奥に見えるのが小豆島、その手前左が前島です(2019年春 撮影)。
小豆島は牛窓から約10km沖合に浮かぶ人口約3万人の島で、牛の形をしていることでも知られていますが、これと牛窓の名前の由来には関係がないようです。
9月13日は世界の法の日です。
1965年、何人も正式な法律以外に支配されることはないという「法の支配」を国際間で徹底させることで世界平和を確立しようという宣言が採択されたことを記念したものです。
建築家の安藤忠雄氏の誕生日(1941年9月13日)でもあります。
写真は安藤氏の設計により改築され、2003年1月11日に再開館した尾道市立美術館です。

9月12日は宇宙の日です。
1992年の国際宇宙年に、日本にとってふさわしい宇宙の日を公募し、毛利衛さんがスペースシャトルで宇宙へ飛び立った9月12日が宇宙の日に選ばれました。
9月12日は語呂合わせからクイズの日です。
また、1881年9月12日に鳥取県が島根県から分離されたことに由来して、「とっとり県民の日」にもなっています。

9月11日は公衆電話の日です。
1900年のこの日、硬貨を投入すると通話ができる日本初の自動公衆電話が新橋駅と上野駅に設置されたことに由来しています。
公衆電話の設置数は1984年(昭和59年)の93万台余りをピークに年々減少していて、2022年には約12万台になっています。
写真の電話は飲食店などの店内に設置された特殊簡易公衆電話で、多くがピンク色であることからピンク電話とも呼ばれています。

9月10日はカラーテレビの日です。
1960年9月10日、カラーテレビの本放送がNHKと日本テレビなど民放数社で開始されたことに因んでいます。

9月9日は救急の日ですが、スポーツの世界でも記念すべき日です。
2017年9月9日、陸上100m走で桐生祥秀選手が、日本人選手で初めて10秒の壁を破る9秒98を記録しました。
現在の日本記録は山縣亮太選手が2021/6/6に出した9秒95です。
写真は1994年のアジア大会でも使用され、2023年までJ1サンフレッチェ広島の本拠地でもあった広島広域公園陸上競技場(愛称:広島ビッグアーチ、命名権:ホットスタッフフィールド広島)です。
