広島地方気象台で日照時間などの測定できず
2021/7/13 10時頃より、広島地方気象台で日照時間および全天日射量の測定ができない(欠測)状態が続いています。
7/14 11時時点でも解消されていないようです。
これだけ長時間にわたっての欠測は非常に珍しいです。
日射量の値が不明の場合は太陽光発電システムの理論発電量(予想発電量)がわからず、少し困っています。
ー> 我が家の毎日の発電量
2021/7/13 10時頃より、広島地方気象台で日照時間および全天日射量の測定ができない(欠測)状態が続いています。
7/14 11時時点でも解消されていないようです。
これだけ長時間にわたっての欠測は非常に珍しいです。
日射量の値が不明の場合は太陽光発電システムの理論発電量(予想発電量)がわからず、少し困っています。
ー> 我が家の毎日の発電量
一般住宅における太陽光発電では住宅周囲の近隣家屋や山々の影響などにより、日の出から日の入まで常時日光が当たるとは限りません。
広島市内にある我が家においても例外ではありません。
ここでは、2016年から2020年までの5年間の広島地方気象台での日射量観測値をベースに算出した月毎、年間の時間帯別理論発電量について紹介します。
住宅(太陽光発電パネル)は南向き、屋根傾斜は30度と仮定しています。
これにより、周囲の建物による影の影響、周辺の山々による実質的な日の出・日の入時刻の変化による太陽光発電への影響を大まかに知ることができます。
例えば、
・9時までの発電量は年間でみると、全発電量の10%程度である。
・9時から15時までの6時間の発電量は全発電量の約75%(3/4)である。
・冬季は夏季に比べて、朝夕の発電量割合が低い。
ことなどがわかります。
従って、日中の日差しが十分確保できれば、朝夕の発電パネルへの多少の日射量不足があってもかなりの発電量が期待できます。
● 年間の時間帯別理論発電量の割合
● 月別の時間帯別理論発電量の割合
建物による太陽光の影の変化を検討するために、html+Javascriptを使用して簡単なアプリを作成していますが、Edgeでの実行時に次のようなメッセージが出ます。
「中国語(繁体字)のページを翻訳しますか?」
上記メッセージ中の繁体字とは「中国語において、系統的な簡略化を経ていない筆画が多い漢字の字体を指す」ようです。
回避策としては、html中に日本語であることを明示する:
<html lang="ja" ・・・
を入れればいいようですが、どうしてこのようなメッセージが出るのでしょうか。
実は、Javascript中に全国47都道府県名と中心都市名が記述されていますが、これが原因のようです。
この部分を英字にすると、メッセージが出ません。
・
・
"571,47768,岡山/岡山,34,390,133,550,3",
"586,47765,広島/広島,34,240,132,280,29",
"604,47741,島根/松江,35,270,133,40,17",
"620,47746,鳥取/鳥取,35,290,134,140,7",
"629,47784,山口/山口,34,90,131,270,17",
・
・
しかし疑問があります。
・<html="ja"・・・ がどうしてhtmlだけでなく、Javascriptのソースにまで影響するのか。
・同様に全国47都道府県名と中心都市名が記述された他のアプリではこのようなメッセージが出たことがない。
尚、Google Chromeでも同様にメッセージが出ますが、Internet Explorerでは出ませんでした。
先日、広島市安佐南区にある西風新都バイオマス発電所を見に行きました。
この発電所は太平電業(株)が2019年から稼働させていますが、国産の木質チップ(未利用木材、一般材、建設廃材)を燃料としています。
バイオマス(biomass)とは生物(バイオ)の量を、物質の量(マス)として表現したものであり、訳語としては「生物量」などが用いられています。
ところで最近、カーボンニュートラルという言葉をよく聞きます。
Wikipediaによれば、
・バイオマスは有機物であるため、燃焼させると二酸化炭素を排出する。
・しかしこれに含まれる炭素は、そのバイオマスが成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素に由来する。
・そのため、バイオマスを使用しても全体として見れば大気中の二酸化炭素量を増加させていないと考えてよいとされる。
・この性質をカーボンニュートラルと呼ぶ。
とあります。
現在、国内には50カ所以上でバイオマス発電所が稼働しています。
広島県内では西風新都以外に、呉市に「中国木材本社工場木質バイオマス発電プラント」(出力:5,300kW)があります。
広島市安佐南区伴西地区の丘の上に建設されたバイオマス発電所を見に出かけました。
1年前の2019年9月に火入れ式、10月26日に営業運転を開始したこの発電所は国産の木質チップ(未利用木材、一般材、建設廃材)を燃料とし、定格出力は 7,100kW。
また、敷地南側法面には出力 約800kWの太陽光発電パネルを敷き詰めて、これによる発電も行っています。 これは一般家庭用太陽光発電システムのほぼ150軒分に相当する規模です。
発電した電力はFIT制度に基づいて中国電力へ売電を行っているそうです。
発電所の近くには公園が2か所(伴西第一、第二公園)整備されていて、西風新都の街並みを望むことができますが、残念ながら公園用の駐車場が見当たりませんでした。
2020年3月に屋根上に設置された太陽光発電パネルの洗浄を実施しました。
洗浄直後の4月~7月の発電量について、洗浄前の過去8年間のデータと比較してみました。
システム設置後、徐々に低下していた発電効率が洗浄後は上昇しているようです。
● 詳細は -> こちら
最近、我が家の東側に隣接するお宅が売却され、近々新しい家が建つ予定です。
現在の発電パネルの搭載位置は隣家(旧家)の影の影響をあまり受けないように決定しましたが、新たにお隣に建つ家の位置や屋根の形状によっては発電量が大きく減少する恐れがあります。
詳細は ->こちら
最近、家の外壁及び屋根の塗り替えを実施しましたが、塗装工程の前段階で高圧洗浄による汚れ除去を行います。
我が家の太陽光発電パネルは屋根一体型で、当然パネルも洗浄できれいになりました。
洗浄後は明らかに発電効率がアップしています。
ところで、各種ウェブサイトでパネルの清掃について調べると、下記のような情報が見受けられます。
・SharpのHPでは、
・通常の汚れは風雨で洗い流されるので、基本的に掃除不要。
汚れにより、発電量は3~5%程度低下することがある。
・掃除を実施する場合は販売店に依頼してほしい。
・水道水による洗浄はNG
・カルキ(次亜塩素酸カルシウム)が付着し、かえって効率が落ちることあり。
・洗浄後はきれいに拭きとることが重要。
・高圧洗浄も注意が必要
・パネルに傷がついたり、セルが割れたりすることがある。
・ガラスの隙間から浸水するなどのトラブルが発生することあり。
等々。
今回、どのようにパネル洗浄したのか、業者に問い合わせ中です。
Sharp太陽光発電システムのWebモニタリングサービスで、時毎データがうまくダウンロードできない不具合は昨年10月初めに発生しましたが、約3か月半経過した2020/1/15に漸く復旧したことが、同社HP上で発表されました。
電力モニタのバージョンアップを司るためのソフトウエアに問題が発生し、改修したとのこと。
Sharp太陽光発電システムのWebモニタリングサービスにおいて、9月末頃からデータがうまくダウンロードできないなど定期自動通信障害が頻発している件、
メーカ(Sharp)には何度も連絡しているのですが、漸く昨日(12/19)改修目途について連絡がありました。
2020年1月下旬改修完了を目途に鋭意取り組んでいるとのこと。
不具合発生から何と4か月、余りにも長いです。
本件は今年9月末以前にも何度となく発生し、その都度メーカは「改修しました」としてきましたが、当初より根本的な問題をはらんでいた可能性もあります。
今度こそ、メーカにはしっかりとした対応をお願いしたいと思います。