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近所で住宅新築工事が始まり、ベタ基礎にコンクリート(正確にはモルタル)を流し込み、トンボなどの用具で平らにする作業をしていましたが、その時のコンクリートの小さな白い飛沫が我家の外壁及び窓ガラスに多数付着しました。
工事現場周囲にネットなどの囲いが全くなく、当然の結果とも言えます。
実は工事前は囲いがありましたが、年末の強風で傾いたため、安全のために撤去したとのこと。
壁などに付着した汚れは工事業者に連絡して大方きれいにしてもらいましたが、モルタルは雨が降れば流れ落ちるとの説明もあり、そうであればこちらでもできるのでほぼ終了した時点でよしとしました。
ところが、残った汚れを当方で落とそうと、ブラシに水を付けて擦ると、白い斑点は消えますが、跡に外壁色(茶色)とは異なる黒っぽい模様が残ります。
更に擦ると漸く汚れが落ちました。
写真は ブラシ掛け前 -> ブラシで擦った直後 ->更にブラシで念入りに擦った後。
しかし、場所によっては黒い斑点となって残ってしまいました。
考えてみると、モルタルは外壁の仕上げ材にも使用されるものであり、擦って簡単に落ちるようでは困ります。
汚れが付着した直後であればブラシなどで簡単に落ちますが、時間が経過するとそれなりの方法が必要なようです。
モルタルがアルカリ性であることから、酸性の液体で中和して汚れを落としやすくし、スポンジなどでこすり取って、その後水洗いするとよいとありました。
(参考)モルタルとコンクリートの違いは砂利が含まれるかどうかです。
・モルタル : セメント+水+砂
・コンクリート: セメント+水+砂+砂利
今朝(1/15)のラジオの天気予報で、「広島県北部では昼前まで濃霧による視程障害に注意を」と報じていました。
「霧が出ている」とか「靄がかっている」、「霞がかる」などと言いますが、霧(きり)と靄(もや)、霞(かすみ)の違いは何でしょうか。
調べてみました。
・霧(きり、fog)
気象庁の予報用語では、微小な浮遊水滴により視程が1km未満の状態を指す。
特に視程200m以下を濃霧という。
・靄(もや、mist)
気象庁の予報用語では、ひらがなで「もや」と表記される。
微小な浮遊水滴や湿った微粒子により、視程が1km以上10km未満の状態を指す
・霞(かすみ、mist)
遠くの景色がかすんで見える現象。
気象用語としては用いられない。
日常会話では「視界」という言葉をよく使用し、これは目で見通すことのできる範囲、視野を意味しますが、「視程」は肉眼で物体がはっきりと確認できる最大距離です。
コロナ禍にあって、中々先行きが見通せない状態が続いています。
ここ広島市では緊急事態宣言の対象地域に準じた措置がとられることになりました。
もうしばらくは不要不急の外出や移動の自粛などが求められます。
下の写真は数年前の秋に広島県呉市を訪れた際に遭遇した霧や靄です。
今回の寒波では、久しぶりに庭隅の立水栓の凍結・破損防止措置を施しました。
蛇口のまわりにタオルを巻き、それをビニール袋で覆い、更にこれとスタンド上部を別の袋で覆って飛散しないように紐で固定しました。
1/8、9とも凍結による破損はなく、ほっとしました。
9日の朝の冷え込みが特にひどく(広島市内で-4.5度)、室内の2Fの水道(洗面所、トイレ)が凍結しましたが、こちらも大事には至りませんでした。
北日本や日本海側ではまだまだ予断ができない日々が続きそうです。
すずなは春の七草のひとつ「かぶ」の別名で、漢字では「鈴菜」または「菘」と書きます。
鈴のような形をしている野菜なので「鈴菜」と書くと思っていましたが、どうも色々な説があるようです。
・説1:「すず」は錫製(すずせい)の容器の形に似ていることが由来という説
・説2: 鈴の形に似ていることが由来という説
等々。
根にも葉にも栄養豊富で、からだにとてもいい食材ですが、春の七草でのすずなは白い根の部分ではなく、葉の部分を指しています。
・葉の部分: カロテン、ビタミンB2、ビタミンC、カルシウム、鉄分、食物繊維など
・根の部分: アミラーゼ(デンプン分解酵素)、カリウム、ビタミンC、食物繊維など
写真は家庭菜園で栽培中のすずな(かぶ)です。
このところの寒波・積雪で少し元気がありません。
全国的に厳しい寒さになっていますが、ここ広島市でも今朝は -3.3度まで下がりました。
1年前の冬は暖冬で、広島市では一度も氷点下にはなりませんでした。
市内中心部から少し入った我が家の外に設置した温度計では 約-5度を示していました。
このところの連日の雪で、今朝もご覧のとおりの景色が広がっています。
油圧ショベルなどの建機においては、一般に多関節のアームの先の部品(アタッチメント)を変えて各種の作業を行います。
NHK TVの「ウルトラ重機」では世界各地の重機を紹介していますが、1/7朝は鉄道クレーン車でした。
その中で、アームやブームといった言葉が度々出てきます。
アームとブーム、どう違うのか少し調べてみました。
どうも明確な区別はないようですが、機体の基部から順に「ブーム」、「アーム」と呼び分けられているようです。
人体に例えると、アームは前腕、ブームは上腕、バケットなどのアタッチメントは手ということになります。
なお、「ブーム」は「ビーム(beam:梁、桁)」が訛ったものではないかという説もあるようですが、下記 JISやISO規格にも「ブーム」、「boom」なる単語が登場しますので、正式に認知された単語なのでしょう。
・JIS A8321:
土工機械− 油圧ショベル又はバックホウ ローダのブーム降下制御装置
− 性能基準及び試験方法
・ISO 8643:(上記JISの元となった国際規格)
Earth-moving machinery−Hydraulic excavator
and backhoe loader boom-lowering control device
−Requirements and tests (IDT)
先日近くのスーパーで、みりん(1L)、みそ(650g)、その他少々(せいぜい200~300g)買って、帰宅後に重さを測ったところ全部で2.2kgほどありました。
みりん1Lを約1kgとすると、計算が合いません。
みりんとみそはそれぞれペット容器入りで、容器は約30~40g/個 程度で、これを加味しても全部で約2kgです。
みりんの重さ(容器ごと)を測ってみました。
1.2kg ありました。
1L ≒ 1kg と思っていましたが、みりんは1Lで約1.2kgもあります(比重:1.2)。
みりんには約40~50%の糖分が含まれていて、これが比重を押し上げているようです(アルコールは14%程度)。
日頃よく目にする液体の比重を調べてみました。
製品によって多少のばらつきがあり、数値は1例です。
物 質 | 比 重 |
・みりん | 1.2 |
・しょう油 | 1.1~1.2 |
・牛乳 | 1.03~1.04 |
・海水 | 1.028 |
・水 | 1.0 |
・酢 | 1.0 |
・オリーブ油 | 0.916 |
・エチルアルコール(エタノール) | 0.79 |
・灯油 | 0.78 |
・ガソリン | 0.75 |