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先に洗面台のトラップ部の封水が自然に蒸発してなくなることは通常は考えられないことを紹介しました。
ここでは、実際にコップの水が室内でどの程度蒸発するか測定した結果を示します。
1日に約1mm水位が下がっていることがわかります。
以前紹介した数値に比べて若干少なくなっていますが、条件が同じではないので単純に比較はできません。
・調査期間:2016/11/18 ~ 11/24
・室温:18℃~20℃程度、湿度:50~90%程度
・コップの形状
円錐台状のコメの計量カップに80ccの水を入れ、台所の出窓に置く。
水面付近の直径≒60mm
水面の面積=3.14 x 3 x 3 = 28cm2
水深1mm分の重さ=2.8g
容器を含めた重さを測定し、水位の変化に換算
15g減/134h ->5.3mm減/134h -> 約1mm減/日
・コップ内の水面に風がほとんど当たらないので蒸発量が少ないのかもしれません(蒸発量は風速により大きく変化する)。
・同様のコップを別の北側の部屋(温度が数度低い)にも置きましたが、こちらの蒸発量は上記の7割程度でした。
6年前に山口県周防大島の道の駅で購入した「金のなる木」。
今まで1度も花が咲いたことがありません。
写真左:6年前に購入して育てている株、 写真右:挿し芽したもの(他の植物もあり)
ネットで調べると、花を咲かせるにはコツがあるようです。
「花咲か父さん 洋らん栽培」によると、
・夏の間(7月下旬~9月下旬の2か月間)一切水をやらないこと。
・雨に当てるのもNG。
・但し、直射日光には当てた方がいい。
・秋の彼岸過ぎから水やり開始。
・こうして直射日光に当てていると、11月下旬に葉の間に花芽が付き出す。
・冬の間は室内に入れる。
・1月頃から少しずつ咲き出す。
とあります。
来年はこれを参考にして、挑戦したいと思います。
また、株も元気がないので、植え替えも必要なのかもしれません。
広島市安佐南区伴中央四丁目にある専念寺のイチョウ、10日ほど前はてっぺんが若干黄色くなり始めたばかりでしたが、今日出かけてみたらご覧のとおり、大分色付いてきました。
少し緑の葉が残っていますが、樹下は黄色のじゅうたんを敷き詰めたようです。
国立公園などでの植物採取はNGと思われがちですが、一概にそうとも言い切れないようです。
調べてみました。
実は国立公園には地域区分があり、特別保護地区、特別地域(第1種、第2種、第3種)、普通地域、海域公園地区などに分けられています。
特別保護区域では当然動物・植物の採取は一切禁止です。
しかし、特別地域では「環境大臣が指定した動植物は採取禁止」となっています。
ということは、それ以外のものはOK・・・かというと、そう簡単でもないようです。
各自治体が条例などで保護しているケースが多々あるためです。
公園の通路に落ちている木の実や種子を拾って帰ることは問題ないでしょうが、生えているものを抜いたり折ったりすることは感心しません。
一般の公園内や道端での種の採取は株を傷つけないように行えばいいかなと思います。
写真の絞り模様のオシロイバナは去年、近くを散歩しているときに道端に咲いていたものの種を少し頂いて、今春蒔いて育てたものです。
また、右側のお茶の木は10年程前に広島市植物公園の散策路で拾った種から育てたものです。
洗面台が臭う原因の1つとされる「排水トラップの封水がなくなる」問題について更に考えてみました。
前回の検討で、トラップ部の容積は約150cc、コップ1杯弱でした。
S字トラップ部の管継手は写真のようになっていて、ここから水が漏れても封水はなくなりません。 実際、継手からの水漏れもありません。
ここでは封水の自然蒸発について考えます。
室温、水温、湿度、風速によって蒸発量は変化しますが、東京工科大学工学部応用化学科BLOGには、
・ビーカの水が1日に約1.7mm蒸発した。
・日本では大体年間50~100 cm程度の蒸発量となる。
とあります。
この程度の蒸発量ならば、1日1回、洗面台の蛇口をひねって水を流せば、自然蒸発により封水がなくなることはなさそうです。
室温、水温、湿度、風速と蒸発量の定量的関係(計算式)については別途調べてみる予定です。
アジサイの花は一般に最盛期を過ぎた7月頃に先端を切り落として剪定します。
しかしこの時期の剪定をせずにそのままにしておくと、ご覧のように花色が変化し晩秋まで楽しめます。
・6月中旬 -> 8月初旬 ー> 11月中旬