春に種まきして育てているクレオメの花が咲き出しました。
公園や民家の庭先に咲いているのを遠くから眺めていると、頂点に花弁がびっしり付いているように見えます。
が、改めて一つひとつの花をよく見ると花弁は4枚で、雌しべは太くてとても長く、雄しべは6本で細いですがこちらも長いです。
開花前の蕾を見ると、雄しべの先端が花びらの中に包まれているのがわかります。
フウチョウソウ科フウチョウソウ属の1年草で、「フウチョウソウ」は漢字では「風蝶草」、風に蝶が舞うような花姿から名付けられたそうです。
別名は酔蝶花(すいちょうか)。
百日草やヒマワリのように円周上に花びらが隙間なく並んでいたものの一部が落ちて4枚になったように見えますが、クレオメの花はもともと上記のように独特な姿をしています。
2年前の秋に入手したタチアオイ(立葵、ホリホック)の種を昨年の春にまきましましたが、昨年は花が咲きませんでした。
タチアオイには1年草もありますが、2年草タイプのものが一般的なようで、2年草のタチアオイは4月~5月頃にタネをまいて苗を育て、翌年の初夏~夏に花を咲かせるとありました。
そして漸く先日花が咲き出しました。
純白のきれいな花です。
ー> タチアオイが咲かない!