純アルコール量の計算式における疑問
酒に含まれるアルコールの量である純アルコール量の計算式は下記のとおり。
純アルコール量 = 飲酒量(ml)x アルコール度数 x 0.8(アルコールの比重)
厚労省のガイドライン案では、生活習慣病のリスクを高める飲酒量を、1日当たりの「純アルコール量」で、男性は40グラム以上、女性は20グラム以上を摂取した場合としています。
上記計算式は厳密には正しくないのでないか、ふとそんな疑問が沸きました。
アルコール度数は酒類に含まれるアルコールの量の割合(濃度)ですが、ふつう濃度は重量比で表します。
前記計算式では重量ではなく、体積(ml)で考えています。
調べてみました。
Wikipediaによれば :
・アルコール度数は、あるアルコール飲料に対するエタノールの体積濃度を百分率(%)で表示した割合である。
・xx度とも表す。
・度数の単位は「度」または「%」で、どちらも同じ意味である。
以上により、前記計算式は正しいと分かりました。