宅地整地後の泥水の流出(6): 台風による飛散の後処理
先日の台風10号の強風で、近所の空き地(旧家屋解体跡地)に敷かれたブルーシート上の泥水が周囲に飛散し、我が家の外壁や勝手口テラス(柱、横桟、波板)、雨樋、台所窓格子、更には別のお宅の車庫などに大量に付着して、見るに堪えない状況に陥った件、
当方からの再三の督促に対して、業者が突然(事前連絡もなく)やって来て各所の汚れを除去、何とかきれいになりました。
原因となったブルーシートも部分的に撤去されましたが、まだ宅地の広い範囲はシートで覆われており、土嚢袋とピンで固定されています。
どういう考え方でシートの撤去範囲を決めたのか、また土が剥き出しになった部分は大雨に対して大丈夫か、敷地境界にあった土嚢袋の多くがなくなっているがどうしてか等々、疑問点が残ります。
今回と同等以上の台風が再びやってくると、全く同様の、あるいはシート飛散等それ以上の問題が発生する可能性がありそうです。
・今回の処置前: ほぼ全面にブルーシート
・今回の処置後: ブルーシートを一部撤去
・処置翌日に雨が降って、水浸しに。 一部は左側隣宅へと流れて・・・
ブルーシート上にも泥水が・・・。
家屋解体後の宅地からの雨水、泥水の外部への流出を完全に防止することは非常に難しい問題ですが、少なくても隣接する住宅への泥水などの流出については、解体家屋との敷地境界上にあったブロック塀を撤去せずに残しておけば簡単に防げたと考えます。 ブルーシートも必要なかったでしょう。
道路沿いの塀は解体時の重機搬入のために最小限の撤去が必要であり、そこから道路へ泥水が流れ出すことはある程度やむを得ないでしょう。 これに対しては、隣接する住民に一言説明すれば充分理解してくれると思われます。
解体・整地の作業計画・手順の検討不足、予想される事態への感度が低かったと思われても仕方がありません。
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