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2020年4月16日 (木)

勝手口テラス屋根の波板張替え(5): 止め具の取付け間隔(再考)

波板を複数枚使用してテラス屋根などを構成する場合、各々の波板の端部を少し重ね合わせて張っていきます。

雨及び風に対して、重なり部分の上側波板両端は必ず止め具(フック)で固定し、その間は出来るだけ均等に固定します。

止め具の間隔についてはWebサイトには大きく5山毎と6山毎の2つの考え方があるように思っていましたが、改めてよく見ると表現が少し異なっていました。

Webサイトで検索したものを一部列挙してみます。

 ・タキロンシーアイ: 5山おき (メーカに確認すると、これは6山毎の意味だと)

 ・住友ベークライト: 6山(説明図付き)

 ・吉川商工: 5山おき

 ・ねじ・ビス.com: 5山おきごと

 ・KOMERI: 5山(説明図付き)

このように、「~おき」と「~ごと(毎)」、サイトにより使い分けていました。

「5山おき」は「5山毎」と同意だととらえる人もいるでしょうし、「間に5山あって、結果6山毎」だと解釈する人もいるでしょう。

「5時間おき」や「5日おき」はどうでしょうか。

 5時間毎、5日毎と考える人が多いのではないでしょうか。

「~おき」は非常に誤解の恐れがあり、大事な場面では注意が必要です。

さて、波板の場合、5山おき = 6山毎 とすると、多くのサイトで止め具の取付け間隔は6山毎を推奨していることがわかります。

Namiitahook


これは、図に示すように、両端の重ね代を考慮すると、有効幅は18山分であり、6山毎にすれば等間隔で止めることができることも大きな要因と考えられます。

実際、住宅地のテラス波板を見ると、5山毎(あるいはそれ以下)に止めているものはあまり見かけません。 6山毎のものが圧倒的に多いようです。

 

ー>「~おきに」と「~ごとに」の違いは?

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