木曽川、長良川、揖斐川の関係
濃尾平野を通って伊勢湾にそそぐ3つの大河:木曽川、長良川、そして揖斐川。
あわせて木曽三川(きそさんせん)と呼ばれています。
・木曽川は長野県の鉢盛山(はちもりやま)を水源とする延長229kmの一級河川。
・長良川は岐阜県の大日ヶ岳(だいにちがたけ)を源とする延長166kmの一級河川。
・揖斐川は岐阜県の冠山(かんむりやま)に源を発する延長121kmの一級河川。
これらの3つの川の流域は古くから洪水による水害が多く、河口付近では互いに合流、分流をしていましたが、、1887年(明治20年)から1912年(明治45年)に行われた木曽三川完全分流工事により、現在の姿になり、以後洪水による被害も激減したと言われています。
長良川と揖斐川は河口直前で合流していますが、合流地点までの両川を隔てる堤の上には道路(県道106号線=桑名海津線)が築かれています。
新幹線で大阪方面から東京方面に向かうと、揖斐川、長良川、木曽川の順にわずか2~3分の間にこれらの川を見ることができます。
川幅も長さも長良川の方が上なのに、今では揖斐川の支流(国交省回答)、悲しいね。
投稿: | 2022年12月10日 (土) 21:58