南極観測隊員のお話を聞く(ヌマジ交通ミュージアム)
本日(1/14、10:30~12:00)、広島市のヌマジ交通ミュージアム(交通科学館)で、「南極教室 あなたの知らない南極観測の世界」と題して、南極観測隊員のお話を聞く機会を得ました。
講師の先生は、広島市出身で第56次(夏隊)、第58次(越冬隊)南極観測に参加された中元真美(まなみ)さんで、専門は地震。
隊員の構成、業務、レジャー、気候、車両など多岐にわたる興味深いお話をお聞きしました。
・南極観測隊の正式名は「日本南極地域観測隊」とのこと
英語:Japanese Antarctic Research Expedition, 略称:JARE
・1956年から始まり、現在は第60次
・昭和基地は南極大陸上でなく、少し離れた島(東オングル島)にある。
・南極は宇宙より遠い: 日本から南極まで14,000km > 宇宙までは100~400km。
・南極より北海道の方が寒い? ー> 南極の方が寒い。
南極の夏の気温 ≒ 冷蔵庫の冷蔵室の温度
南極の冬の温度 ≒ 冷蔵庫の冷凍室の温度
・お湯を空中に撒くと、一瞬にして凍り、虹のように見える。
・レタスなどの野菜の種を持参し、水耕栽培している。
最後に南極で採取された氷を見せて頂きました。
この氷の中には数万年前の空気が入っていて、これを水を張ったボールに入れて、中の空気を感じることができました。
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