目覚まし時計に付属の温湿度計がおかしな挙動を!
エアコン暖房しているリビングの湿度計(温度計兼用)が20%近くの値を示していました(2018/1/12 18時前)。
本当にそこまで乾燥しているのか、それとも湿度計が誤表示しているのかを確認するために別の部屋(寝室)の目覚まし時計(温湿度計付き)をリビングに持ってきました。
1.リビングの温湿度計: EMPEX社製のEXセンサ付き(アナログ式円形)
計測精度・・・温度:±1℃、相対湿度:±3%
2・寝室の温湿度計:CASIO製目覚まし時計 DQD-720J-8JF に付属(デジタル式)
計測精度・・・温度:±2℃、相対湿度:±10%、 計測は1分毎に行われる
下表およびグラフはその時の両者の温度、湿度の変化を示したものです。
暖房中であり、部屋の温度・湿度は元々リビングにあった「1」が示すように若干変動しています。
問題は「2」の目覚まし時計の温湿度計の変化です。
当初、経過時間とともに温度・湿度とも少しずつ変化していましたが、13~27分の間は全く変化がありません。
そこで、温度計の上部を軽くたたくと表示が一気に 15.3℃ー>19.5℃、42%->35%へと変化しました。 その後は徐々に「1」の表示値に近づいていきました。
アナログ式の温度計などは機械的なガタ(バックラッシ)や摩擦によって針の動きが遅れ、ショックを与えると正規の位置に復帰することがよくありますが、デジタル式のものが今回のような動きをするとは不思議です。
グラフは●と実線が「2」の目覚まし時計の温湿度計、破線が元々リビングにあった温湿度計の値を示しています(赤が温度、青が湿度)。
コメント