エアコンの選び方 4 ~ 断熱性能:Q値とUA値の相互換算 ~
住宅の断熱性能を表すQ値とUA値について、相互に換算する計算式について、ネットなどで調べてみました。
● Q値:熱損失係数
住宅全体の断熱性能を示す指標。
1999年~2013年、住宅の断熱性能はQ値で評価されていきました。
・計算式: Q値 = 熱損失量 / 延床面積
・単 位: W/㎡・K
● UA値:外皮平均熱貫流率
住宅の外皮から、どれくらいの熱が逃げるか全体の断熱性能を示す指標。
ここで、外皮とは屋根、外壁、床、窓、ドアなど。
平成25年(2013年)の省エネ基準改正で導入された基準です。
・計算式: UA値 = 熱損失量 / 外皮総面積
・単 位: W/㎡・K
● Q値とUA値の換算式
厳密な換算式はありませんが、一般的な住宅に対して次のような近似換算式が知られています。
いずれの計算式もUA値はQ値の1次式で表現されています。
UA値 = Q値 × a - b
(注)著作権上の問題もあり、ここでは具体的な係数や定数項は掲載していません。
(1)参考資料1による換算式1
UA値 = Q値 × a1 - b1 (注)a1, b1 は定数
(2)参考資料2による換算式2
UA値 = (Q値 - a2) / b2 (注)a2, b2 は定数
(3)極めて大雑把な換算式3
一般に床面積に対して外皮総面積の方が3倍程度大きいことから、超おおまかには
UA値 = Q / 3
● 各換算式によるQ値からUA値への換算例
Q = 1.9(W/㎡・K)のとき、UA値(W/㎡・K)はそれぞれ
・換算式1:UA値 = 0.573
・換算式2:UA値 = 0.585
・換算式3:UA値 = 1.9 / 3 = 0.633
この例ではいずれの換算式でも Q=1.9 に対して、UA = 0.6 程度の値となっています。

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