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2025年2月16日 (日)

「稀に」と「希に」、どちらが正しい?

先日、ラジオを聴いていると、レアアース(rare earth)が話題に上っていました。

漢字では、稀土類 または 希土類などと書かれます。

 

「頻度が非常に少ない」、「珍しい」などを意味する言葉:「まれに」。

漢字では通常、「稀に」と書くと思っていましたが、上記のように「希に」とも書くようです。

どちらが正しいのか調べてみました。

すると、次のような説明に出会いました。

・元々は「希」が「まれ」「めったにない」という意味で使われていた。

・しかし、「希望」のように乞い願う意味での「希」の使用が増えたため、「まれ」という意味を持つ別の漢字が必要になった。

・そこで、「禾」を組み合わせた「稀」という漢字が作られた。

 

「稀」、「希」の字は、元横綱の稀勢の里、サッカーの澤穂希(ほまれ)さんにも見られます。

Wikipediaによれば、稀勢の里は新入幕に際し、これまで本名のままで取っていた四股名を「稀勢の里」と改名していますが、これは鳴戸親方(元横綱 隆の里)が自身の横綱昇進の際に永平寺の高僧から贈られた掛け軸に書かれた「作稀勢」(さきせ)の文字から着想を得て「稀な勢いで駆け上がる」という意味を込めて名付けたとあります。

・以前訪れた両国駅前の「両国江戸NOREN」の店内に設置されていた力士の写真
  (左から順に、横綱 鶴竜、白鵬、稀勢の里)

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