珈琲と酸素と小腸は津山出身?
BS11の「中山秀征の楽しく1万歩!小京都日和」。
時々見ています。
先日は岡山県津山市でした。
江戸時代、津山城の城下町として栄えた津山は出雲と姫路を結ぶ旧出雲街道の真ん中にあり、古い町並みが今も残っています。
番組では、ここ津山が発祥の言葉が数多くあると紹介していました。
●「珈琲」「酸素」「水素」
津山藩医であり蘭学者でもあった宇田川榕菴が、幕末の頃、西洋からもたらされた医学や化学などの翻訳を行い、これらの言葉を生み出しました。
榕菴は日本の近代科学の発展に大きく貢献した人物です。
●「大腸」「小腸」
津山藩医・宇田川玄真が刊行した江戸時代のベストセラー医学書『医範提綱』で初めて「大腸」「小腸」と表記しました。
宇田川家は蘭学の名門として知られ、榕菴は玄真の養子です。
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