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2022年12月 5日 (月)

鉄は何故、「金」+「失」か?

鉄の旧字体は「鐵」。

「鐵」は「金・王・哉」に分解できることから、KS鋼などの発明で有名な本多光太郎は「鐵は金の王なる哉」と評したと言われています。

「鉄」は「鐵」の略字という説が有力ですが、使用頻度が高いために失われやすい様を表す会意字という説もあるようです。

「鉄」の表記は「金を失う」となるため、製鉄業者・鉄道事業者などでは忌み嫌っているということを聞いたことがあります。

現在の日本製鉄は以前は新日鐵住金でしたが、2019年に「日本製鉄」となりました。

和歌山電鐵や大井川鐡道(静岡県)などは今でも「鐵」のままです。

大井川鐡道は元々は大井川鉄道という会社名でしたが、2000年に子会社と合併し、大井川鐵道と商号を改称しました。

 

蒸気機関車D51は先頭部分だけでも80トン近くもある鉄の塊です。

写真は山口県内を走るD51です。

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次の写真は電子基準点で、その柱(ピラー)はステンレス鋼製です(広島市佐伯区の佐伯運動公園内)。

ステンレス鋼は鉄+クロム(+ニッケル)の合金です。

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