富士山の初冠雪日が9月7日から26日に変更になった(2021年)
富士山の麓にある甲府地方気象台は9月26日に富士山の初冠雪を観測したと発表しました。
平年に比べて6日早い初冠雪です。
実は、同気象台は今月7日に初冠雪を発表しましたが、20日に「初冠雪」の条件が崩れたために取り消していました。
単純に考えれば、初冠雪は冬に向かう季節にあって、最初に冠雪が確認された日ということになりますが、厳密には次のような条件があるようです。
・初冠雪は:
山頂付近の気温が、その年の1日の平均気温が最高となって以降、初めて冠雪が認められた日
7日に初冠雪を発表した時は、8月4日の9.2度を最高としましたが、9月20日にこれを上回る10.3度を観測して、最高が更新されたために見直されました。
26日は山頂付近の気温が氷点下まで下がり、午後4時過ぎに雲間から冠雪が確認されたそうです。
「初冠雪」といっても簡単ではないんですね。
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