神社の地図記号は
地図における神社の記号(下記)は、神社の参道入り口などに立っている鳥居(とりい)の形に由来します。
しかし、この形は普段目にする鳥居の形と少し違います。
通常よく見かける神社の鳥居では、上から2番目の横棒が左右の柱の外側に突き抜けていますが、地図記号では突き抜けていません。
調べてみると、神社の鳥居には大きく2つの系統があることがわかりました。
(1)明神(みょうじん)系
2番目の横棒(貫=ぬきという)が突き抜けている。
約9割の神社はこの形式の鳥居を構える。
(2)神明(しんめい)系
2番目の横棒が突き抜けていない。
伊勢神宮、靖国神社など、天照大神を祀る神社ではこの形式。
上記の地図記号は神明系の鳥居の形をしています。
今までに訪れたことのある神社の鳥居の写真を幾つか並べてみました。
これらは全て明神系です。
神明系の神社では、日御碕神社(島根県出雲市)や天岩戸神社(宮崎県高千穂町)などにお参りしたことがありますが、残念ながら鳥居の写真が残っていません。
・厳島神社(広島県廿日市市宮島)
・出雲大社(島根県出雲市)
・氣比神宮(福井県敦賀市)
・和気神社(岡山県和気町)
・金持神社(かもちじんじゃ、鳥取県日野町)
・太皷谷稲荷神社(島根県津和野町)
・饒津神社(にぎつじんじゃ、広島市東区)
・佐野原神社(静岡県裾野市)
・客人神社(まろうどじんじゃ、広島市佐伯区湯来町)
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