太陽光発電システムの電力モニタの寿命は?
太陽光発電システムで使用される液晶電力モニタの寿命は一体どれ位か???。
近々、電力モニタを新機種に交換する予定ですが、この機にモニタの寿命について少し考えてみました。
現在、Sharpの太陽光発電システムを使用していますが、保証期間は
・通常は1年間
・但し、太陽電池モジュールの出力は、最大出力の下限値(最大出力の公称値の90%)の90%を10年間保証
・「10年保証制度」加入で、システム構成機器について10年保証
となっています。
「10年保証制度」に加入しているため、電力モニタも10年間は無料で修理対応してもらえることになっています。
ところで、液晶の電力モニタの寿命は一般にどれ位なのでしょうか。
液晶パネル自体の寿命は約30,000時間以上とされているようですが、電力モニタを1日に1H使用(点灯)させると仮定すると、1年間で365H、従って
30,000 / 365 = 約80年
となります。
バックライト(LED、蛍光灯など)の寿命はパネル本体より短く、約15,000H程度とも言われていますが、それでも先ほどの使用条件では40年近く持つ計算です。
なお、電池モジュール(発電パネル)の寿命は20~30年程度とされているようですので、電力モニタの寿命はあまり問題にはならないと思われます。
現在使用している電力モニタでは、
・画面の明るさ: 0 ~ 4の5段階(4に設定)
・点灯時間: 1, 3, 10, 30, 60分の5種類(10分に設定)
となっていて、1日に多くて数回点灯させて状況確認する程度なので、モニタ寿命については心配する必要がなさそうです。
そのためか、太陽光発電の取説には、「一定時間カラー電力モニタを操作しないと、省エネのために表示を消す機能(点灯時間の設定)がある」と記されています。
点灯時間を10分以上に設定した場合、約5分間モニタを操作しないと待ち受け画像を表示する機能があり、壁面インテリアとしも楽しめるようになっています。
(注)パワーコンディショナ(パワコン)の寿命
10~15年と言われていて、これが太陽光発電システムの寿命を左右しそうである。
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