太陽光発電の発電量低下 ~再調査結果に対するメーカ説明~
5/19に実施した再調査の結果報告書が6/15に届き、それに対する当方の疑問点を連絡したところ、6/22にメーカの担当者がわざわざ奈良から説明に来てくれました。
最大の疑問点はサーモカメラによるモジュール受光面温度で、温度スケールから判断すると50度以下と思われますが、報告書では「56度」とされています。
(注)オレンジ色の部分がモジュール面、上方の青色の部分は車庫の屋根。
メーカの説明によると、報告書記載の写真(上記)は数多くの写真の中の1枚で、他の写真を含めた総合的判断および位置を指定した温度表示値等から「56度」としているとのことでした。 実際には素子内部の温度が知りたいのですが、難しいようです。
これで、今回の「発電量低下」の最大の原因は基準発電量(理論発電量)算出の基礎となる斜面日射量の推定(計算)方法にあると考えられ、機器は正常との結論で1件落着とします。
なお、今後とも発電状況を注意深く監視していく予定です。
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