「三次市」と「三好市」と「みよし市」
我が広島県の北部に三次市があります。
先日も三次市作木の香淀の大イチョウや常清滝を見に出かけました。
実は全国には「みよし」という名の市が3つもあると知りました。
・広島県三次市
・徳島県三好市
・愛知県みよし市
愛知県のみよし市は以前は西加茂郡三好町(みよしちょう)でしたが、2010年に市制施行で市に変わるとき、既に徳島県に三好市があったために、ひらがな表記にしたそうです。
我が広島県の北部に三次市があります。
先日も三次市作木の香淀の大イチョウや常清滝を見に出かけました。
実は全国には「みよし」という名の市が3つもあると知りました。
・広島県三次市
・徳島県三好市
・愛知県みよし市
愛知県のみよし市は以前は西加茂郡三好町(みよしちょう)でしたが、2010年に市制施行で市に変わるとき、既に徳島県に三好市があったために、ひらがな表記にしたそうです。
先日、広島市安佐南区にある西風新都バイオマス発電所を見に行きました。
この発電所は太平電業(株)が2019年から稼働させていますが、国産の木質チップ(未利用木材、一般材、建設廃材)を燃料としています。
バイオマス(biomass)とは生物(バイオ)の量を、物質の量(マス)として表現したものであり、訳語としては「生物量」などが用いられています。
ところで最近、カーボンニュートラルという言葉をよく聞きます。
Wikipediaによれば、
・バイオマスは有機物であるため、燃焼させると二酸化炭素を排出する。
・しかしこれに含まれる炭素は、そのバイオマスが成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素に由来する。
・そのため、バイオマスを使用しても全体として見れば大気中の二酸化炭素量を増加させていないと考えてよいとされる。
・この性質をカーボンニュートラルと呼ぶ。
とあります。
現在、国内には50カ所以上でバイオマス発電所が稼働しています。
広島県内では西風新都以外に、呉市に「中国木材本社工場木質バイオマス発電プラント」(出力:5,300kW)があります。
腕時計のリューズ。

ケース横に取り付けられたギザギザ(ローレット)の付いた突起した部品ですが、このリューズという言葉は英語でしょうか、日本語でしょうか。
これはれっきとした日本語で、漢字では「竜頭」、カタカナ表記では「リューズ」または「リュウズ」と書きます。
形が竜の頭に似ていることから名づけられました。
釣鐘を梁(はり)につるすために鐘本体頂部に付いているつり手も竜頭と呼ばれます。
因みに、英語では
・腕時計のリューズは「crown」(王冠)、または「winding knob」
・釣鐘の竜頭は「cannon」
です。
降水確率は一定時間内に1mm以上の雨(または雪)が降る確率で、0%から100%まで10%刻みの値で発表されます(1%の位は四捨五入)。
先日、NHKラジオの天気予報で、次のような言い方をしていました。
中国地方5県(広島、山口、島根、鳥取、岡山)のそれぞれの降水確率(各々 0%または10%)を紹介した後に、これらを総括して
「中国地方では降水確率が 0%以上 10%以下となっています」
と。
降水確率10%とは5%以上15%未満ですから、「10%以下」という言い方は不適切ではないかと放送局に問い合わせました。
「中国地方では降水確率が 0%以上 15%未満となっています」
あるいは、
「中国地方では降水確率が 0%から 10%となっています」
とすべきではないかと・・・。
早速丁寧な回答が届きました。
・上記のような場合、「0%から10%になっています」と、全担当者で共有する。
・10%~50%でばらついている場合に、わかりやすさを優先して
「各地とも50%以下の降水確率になっています」とまとめてしまうこともある。
・「高いところで50%となっています」などと表現することもある。
確かに、言われてみると色々と難しい問題もありますが、降水確率はあくまで確率であり、そんなに厳密に考える必要はなく、視聴者に分かり易く伝えることが大切なんだと改めて感じました。
降水確率は一定時間内に1mm以上の雨(または雪)が降る確率で、0%から100%まで10%刻みの値で発表されます(1%の位は四捨五入)。
・0% : 0%以上 5%未満
・10%: 5%以上 15%未満
・20%: 15%以上 25%未満
・30%: 25%以上 35%未満
・
・
・90%: 85%以上 95%未満
・100%: 95%以上 100%以下
テレビやラジオの天気予報で、時々次のような言い方をしていることがあります。
中国地方5県(広島、山口、島根、鳥取、岡山)のそれぞれの降水確率が0%または10%の時、
「中国地方では降水確率が 0%以上 10%以下となっています」
と。
これは適切ではありません。
「中国地方では降水確率が 0%以上 15%未満となっています」
が厳密な言い方ですが、ちょっと分かりにくいです。
「中国地方では降水確率が 0%から 10%となっています」
くらいの表現がわかりやすいでしょう。
「要領がいい」とは、「物事の要点を掴み、うまく処理する」ことですが、「要」や「領」とは一体どういう意味でしょうか。
「要」は身体の腰、「領」は首筋、うなじのことで、衣服の部分を指す言葉でもあるようです。
「要」と「領」、いずれも身体と衣服の大事な部分であることから、「要領」が物事の重要な点という意味につながると・・・。
ところで、領袖(りょうしゅう)、首領(しゅりょう)という言葉もあります。
これらの「領」も首筋という、人目に立つ身体の部分であることから、人を率いてその長となる人物を領袖、首領というようになりました。
領袖の「袖」も目立つ部分であり、また首領は同じような意味の漢字を続けています。
大相撲に阿武咲(おうのしょう)という力士がいます。
青森県出身で、阿武松(おうのまつ)部屋所属、先日の2020年秋場所では10勝5敗の好成績を収めました。
「阿武」は阿武町(あぶちょう、山口県)や阿武山(広島市)、阿武隈川(福島~宮城県)のように、通常はそのまま「あぶ」を読みます。
「阿武」を「おうの」と読むのは珍しいので、少し調べてみました。
大相撲の「阿武松」は、山口県萩市大井の景勝地「阿武の松原(おうのまつばら)」に由来するとありました。 大井の海岸はJR山陰本線の長門大井駅の西側にあります。
萩市にはもう1箇所、市中心街北側の菊ケ原の海岸に「阿武の松原」がありますが、こちらは「あぶのまつばら」です。
阿武と言えば、2004年アテネ5輪柔道の金メダリストの阿武教子(あんの のりこ)さんが有名です。
阿武教子さんは山口県阿武郡福栄村(あぶぐん ふくえそん、現在は萩市)出身です。
海上国道とは国道の一部に海上区間を含むもので、全国で24路線(重複を除く)あります。
先日、ラジオで国道42号が話題になっていました。
この国道のルートは、
静岡県浜松市==愛知県の伊良湖港~~三重県鳥羽港==和歌山県和歌山市
で、総延長約500㎞余りのうち、19.6㎞が海上区間(海上路)です。
このような海上国道は全国で24路線あるそうです。
日本一長い国道58号線もその一つです。
あした(明日)、あさって(明後日)、しあさって(明々後日)ときて、次は何というのでしょうか。
「しあさって」の次だから、「よあさって」?
「やのあさって(弥明後日、または 弥の明後日)」というのだそうです。
因みに、その次は「五明後日(ごのあさって、ごあさって)」です。
ただ、「しあさって」以降は地域によって微妙に意味が異なるようなので、注意が必要です。