7月31日は杉原千畝(すぎはら ちうね)の命日です (1900/1/1~1986/7/31)。
第二次世界大戦中ナチスにより迫害されたユダヤ人の命を救うため、リトアニア・カウナスの日本領事館の副領事であった杉原千畝が1920年、外務省の方針に反して発給し続けたビザ「命のビザ」を持ったユダヤ人や、シベリアにいたポーランド孤児らは敦賀港に上陸しました。
「人道の港 敦賀ムゼウム」は福井県敦賀市の敦賀港の歴史をまとめた資料館で、特に杉原千畝に関する史実を紹介しています。
ムゼウムとはポーランド語で資料館(Museum)を意味します。
2008年に金ヶ崎緑地休憩所内にオープン、2020年11月3日にそこから200m程の現在地に新築移転しています。
写真は移転前(2014年)に訪れた時のものです。
7月29日は七福神の日です。
せんべい造り100年を超える(株)幸煎餅が、同社の人気商品「七福神せんべい」「七福神あられ」「銀座七福神」を多くの人に味わってもらうのを目的に制定しました。
日付は7と29で七福神の「七福(しちふく)」の語呂合わせから。
七福神は、一般的には恵比須、大黒天、福禄寿、毘沙門天、布袋、寿老人、弁財天とされています。
広島市東区の二葉の里はJR広島駅北側にある二葉山(標高 139m)山麓にある地域で、、ここにある神社・仏閣には七福神が祭られていて、「七福神巡り」ができます。
饒津神社(にぎつじんじゃ)には 恵比須天(商売繁盛の神)が祭られています。
その他の七福神については、末尾を参照してください。
ー> 二葉の里の七福神巡り
7月28日は牛越祭りです。
宮崎県えびの市の菅原神社で毎年この日に「牛越祭り(うしごえまつり)」が行われます。
高さ50cm長さ4m程の丸太棒を牛に飛び越えさせて厄を払う400年以上の伝統をある祭りです。
えびの市の名は、市に属する霧島山中の「えびの高原」に由来しています。
では、えびの高原の名前の由来はというと・・・
秋になると火山ガスに含まれている硫気ガスの影響で、高原のススキの草原が海老色に染まり「蛯野」と呼ばれたことに因んでいるそうです
7月27日はスイカの日です。
スイカの縞模様を夏の綱に見立て、727を「な(7)つ(2)な(7)」と読む語呂合せから制定されました。
スイカの原産地は熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯で、紀元前4000年代には既に栽培されていたとされています。
日本国内での主な産地は、熊本県、千葉県、山形県などで、中国地方では鳥取県が有名です。
鳥取県の西部から中部一円は中国地方の最高峰 大山由来の黒ボク土壌が広がり、「鳥取すいか」は県を代表する農産物の一つになっています。
7月26日は日光の日です。
西暦820(弘仁11)年7月26日、弘法大師(真言宗の開祖:空海)が日光の山岳群を「日光山」と命名したことに因んでいます。
元々は「二荒山(ふたらさん)」と呼ばれていましたが、弘法大師がこれに「日光山」の字を当てたとされています。
宮島の霊峰・弥山は、空海が唐での修行ののち京へ帰る途中に立ち寄り、弥山に偉大なるパワーを感じてこの地でも修行をしています。
山頂近くの霊火堂では、空海が修行のときに灯した“消えずの火”が1,200年以上のときを経て今も燃え続けています。
麓にある大聖院(写真)は806年に空海により開基されました。
7月25日はかき氷の日です。
かき氷はかつて「夏氷(なつごおり)」と呼ばれており、7月25日の「725」が「ナツゴ」と読めることから、日本かき氷協会が制定しました。
この日は最高気温記念日でもあります。
1933年7月25日に、山形市で最高気温40.8℃を記録し、これが長らく日本の最高気温の記録となってました。
2007年8月16日に埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市でともに40.9℃を観測し、74年ぶりに記録は更新されたが、この記念日は変更されずに今もそのまま続いています。
写真は広島県呉市の野呂山(標高:839m)山頂付近にある氷池(こおりいけ)です。
この池ではかつて、冬の寒さを利用して天然氷の製造をしていたそうです。