年間で最大の日射量( ≒ 最大発電量)が得られる屋根角度について以前紹介しましたが、広島では28.8度です。
屋根の勾配は5.5寸勾配、6寸勾配という言い方をします。
・5.5寸勾配とは横に10寸行って5.5寸上がる ・・・ 5.5/10の勾配(28.8108度)
・6寸勾配とは横に10寸行って6寸上がる ・・・ 6/10の勾配(30.9638度)
広島での最適傾斜角 28.8度はいわゆる5.5寸の屋根勾配に一致します。
我が家の屋根も5.5寸勾配で、角度的には申し分ないのですが・・・。
経済産業省は1月25日、「太陽光発電の余剰電力買取制度」に基づいて、平成24年度に適用される太陽光発電促進付加金(太陽光サーチャージ)の単価を認可し、発表しました。
各電力会社別の付加金 (円/kWh)は次のとおり。
H23年度 H24年度
北海道 0.01 0.03
東北 0.03 0.04
東京 0.03 0.06
中部 0.06 0.11
北陸 0.01 0.04
関西 0.03 0.05
中国 0.06 0.11
四国 0.06 0.13
九州 0.07 0.15
沖縄 0.06 0.11
太陽光による発電量を最大にするには屋根(発電パネル)は南向きとし、傾斜角を最適なものにしなければなりません。
年間最適傾斜角とは年間で最大の日射量( ≒ 最大発電量)が得られる屋根角度で地域により異なり、日本国内では概略
10~40度の範囲です。
NEDOや日本気象協会が公開している「気象官署・アメダス801地点の日射量平年値(1961年~1990年の30年平均値)データベース」で、各地の年間最適傾斜角を知ることができます。
下図は各地の年間最適傾斜角の大きさ別に色分けしたものです。
・緯度が高いほど、最適傾斜角が大きくなる。
・日本海側は太平洋側に比べて最適傾斜角が小さい。

次の図は、横軸: 緯度、縦軸: 最適傾斜角として、全801地点をプロットしたものです。

詳細は 太陽光発電:年間最適傾斜角(2)を参照してください。
先日の調査の結果について、メーカ(SHARP)より昨日メールにて連絡がありました。
「IV測定(電流/電圧の測定)を行い、ストリング(系統)単位で太陽電池モジュールに異常が無いかを確認し、問題なし」
とのこと。
しかし、現実問題として11月の発電量が日射量から予想される発電量に比べてかなり低く、もう少し定量的な原因解析を付した結果の到着を期待していましたが、一寸拍子抜けでした。
メーカに具体的なデータを送付してもらうよう再度依頼したところです。
SHARPのWebモニタリングサービスについては必ずしも対応がいいとは言えず、その都度色々と注文を付けています。
11月12日付けの記事「太陽光発電の発電量が低下」に対して、長野にお住まいのsolar-naganoさんより下記コメントを頂きました。
(私のHPにある)「宅内モニタ表示機能と発電電力推移の例」に、電力モニタから発電量・消費量データを取得するアプリケーションの話があるが、このアプリケーションはどんなものか。
このアプリケーションはSHARP太陽光発電システムの電力モニタにLAN接続されたパソコン上で、5秒毎の発電量・消費量・売電量・買電量を連続的に取得する簡易ソフトで、我が家の発電状況のチェック用に自作したものです。 しかし、メーカ非公開のデータフォーマットに基づいて各データを取得しているため、内部仕様が変更されると使用できなくなる可能性があります。 従って、第3者への提供は考えていません。
考え方は、
・「宅内モニタ」の各ページ(画面)を開く。
・URLを控える。
・「ソースの表示」で HTMLを表示し、データフォーマットを調べる。
・上記各URLにアクセスして発電量などの必要なデータを取得するソフトを作成する(適当な言語で)。
11月に入り、日差し(日射量)も徐々に少なくなって来ましたが、我が家の太陽光発電システムの発電量が日射量の減少率以上に落ちてきており、その原因について色々と調べています。
日射量に対する予想発電量(理論発電量)は次式で計算できます。
予想発電量(kWh)=全天日射量(kWh/m2) x 変換係数 x パネル容量(kW)
x (1 - 温度損失) x
(1 - パワコン損失) x (1 - その他損失)
ここで、
・全天日射量: 近隣気象観測点(広島地方気象台)での水平面全天日射量
・変換係数: 全天日射量から斜面日射量への変換係数
・温度損失: 冬 10%、春/秋 15%、夏 20%
・パワコン(パワーコンディショナ)損失: 6%
・その他損失: 5%
10月頃まではほぼ予想通りまたはそれ以上の発電量でしたが、11月になって予想値の15%マイナス程度にまで落ちてきてしまいました。
近々、メーカに原因の調査・検討をお願いすることにしました。