ミサイルの着弾と弾着
ロシアのウクライナ侵略における多くのミサイルの発射や、北朝鮮の弾道ミサイルの度重なる発射など、「ミサイル」という言葉が毎日のようにニュースに登場します。
ところで、ミサイルが発射されて地上に落下することを何と言うでしょうか。
一般的には「着弾」と言いますが、調べてみると「弾着」という言い方もあるようです。
両者に違いはあるのでしょうか。
ネット上には、
・着弾は「弾」が届くこと全般
・弾着は、弾が届いた「地点もしくはその時間」のこと
・組織によって(陸軍、海軍など)どちらを使うか慣例的に決まっている
などと紹介されていました。
ミサイルの軌道は発射角度と速度が与えられればほぼ計算できます。
地上(h=0)から近距離への発射であれば、その軌道は放物線であり、発射角度 θ=45度の時に飛行距離は最大となります。
山頂や飛行機などからの発射(h>0)の場合には θ<45度で飛行距離が最長となることがあります。
長距離ミサイルの場合には地球の丸みや上空での重力変化、空気抵抗の変化などを考慮する必要があり、軌道計算は複雑になります。
蛇足ですが、日本語には前後を入れ替えた熟語が色々あり、一般的には意味が異なります。
・社会と会社
・神明と明神
・出家と家出
・国王と王国
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