マップコード と カーナビ(3): マップコードの構成
マップコード(MAPCODE)はデンソーが開発した技術で、日本全国のあらゆる場所を、6〜12桁の数字で表現します。
マップコードは次の4つの部分で構成されています。
(1)ゾーン番号
全国を1162個に分割(緯度、経度とも900秒=15分=1/4°毎に)
各ゾーンの1辺は約20~27km(ゾーン毎に異なる)
ゾーン番号は0~4桁(リーディング0は省略)
(2)ブロック番号
各ゾーンを 30x30 = 900に分割(緯度、経度とも30秒=0.5分毎に)
各ブロックの1辺は約750m(ブロック毎に異なる)
ブロック番号は3桁(リーディング0が必要、省略不可)
(3)ユニット番号
各ブロックを 30x30 = 900に分割(緯度、経度とも1秒毎に)
各ユニットの1辺は約25m(ユニット毎に異なる)
ユニット番号は3桁(リーディング0が必要、省略不可)
(4)高分解拡張部(Sコア)
各ユニットを 9x9 = 81に分割(緯度、経度とも1/9秒毎に)
各ゾーンの1辺は約3m
2桁で各桁は0~8
(Drive!NIPPON より)
ブロック番号以下は桁数固定ですが、ゾーン番号は0~4桁で頭の0(リーディング0)は省略します。
ゾーン番号0は東京都中心部で、ここではゾーン番号なしの6桁(+拡張部2桁)となります。
(例)東京スカイツリー のマップコード: 742 770*50
マップコードは緯度と経度を特定の計算方法により数字コードと相互変換しており、緯度経度に比べて半分以下の桁数の数字のみで地点を特定することができるようになっています。
しかし、残念ながらその計算方法は非公開です。
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