鉄道唱歌に出てくる阿部川は安倍川?
作詞:大和田建樹(おおわだ たけき)、作曲:多梅稚(おおのうめわか)により、明治33年(1900年)に発表された「鉄道唱歌」は、第1集:東海道篇から第5集:関西・参宮・南海篇の計5集からなります。
♪ 汽笛一声(いっせい)新橋を ・・・♪
で始まる第1集:東海道篇は、東京~国府津、国府津~沼津(現在の御殿場線)、沼津~浜松、浜松~米原、米原~京都、京都~神戸の計6番からなります。
沼津~浜松間の歌詞の中には静岡県内を流れる大きな川である富士川、阿部川、大井川、天竜(川)が順に出てきます。
・・・
駿州(すんしゅう)一の大都会
靜岡いでて阿部川を
わたればここぞ宇津の谷(うつのや)の
山きりぬきし洞(ほら)の道
・・・
ここでは、安倍川がなぜか「阿部川」と表記されています。
単純に間違えただけでしょうか。 それとも何か意味があったのでしょうか。
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