最終汚水桝の問題点(7):インバート部改修ほか
道路のマンホールや家の汚水桝付近で悪臭がする件、本日(7/23)、漸くインバート部の改修を行いました。
インバート部の流路断面形状は下図のように赤い実線のようにすべきと思われますが、現物は赤い破線のように半円の途中からテーパで少し上がって、そこからまた徐々に傾斜が緩やかになっていました。 そのためにテーパ部やその上の緩傾斜部に物が付着しやすく、落ちにくいものと考えられます。
今回、実線に示すように、半円から上は一定の急勾配で上方に逃げるようにモルタルで修正しました。
これで、流れが格段に良くなり、この部分に物が付着・残留する可能性は大幅に減少するものと推察されます。
・インバート部: 改修前と改修後
また、今回、蓋と本体との上下方向のすき間を少なくするための対策:
・本体上面(蓋下面の受け面)をモルタルで平坦にする。
・蓋と本体の間にビニールシートを介在させる。
も併せて実施しました。
但し、これにより蓋が若干浮き上がって、周囲の車庫の土間面との間に段差が生じたようです。
蓋と桝本体のすき間については、インバート部の流れの状況をしばらく観察後、別途考えることとします。
尚、道路のマンホールの蓋に開いた穴については先日(7/19)市の下水道局により、ゴム(粘土)を詰める応急処置を実施済みです(これについては別途新型の穴なし蓋に交換予定)。
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