マンセル表色系とRGB値の関係を調べるアプリ
建物の外壁再塗装で、塗装色のマンセル(Munsell)値と実際の色のイメージを知る必要性に迫られ、簡単なアプリを作成しました。
勿論、Web上には既に多くのものが紹介されていますが、今回、マンセル表色系について復習する意味も兼ねて自作してみました。
先のBlog「建物外壁の塗り替えを検討(4)」でも一部結果を紹介しましたが・・・。
建物の外壁再塗装で、塗装色のマンセル(Munsell)値と実際の色のイメージを知る必要性に迫られ、簡単なアプリを作成しました。
勿論、Web上には既に多くのものが紹介されていますが、今回、マンセル表色系について復習する意味も兼ねて自作してみました。
先のBlog「建物外壁の塗り替えを検討(4)」でも一部結果を紹介しましたが・・・。
リフォームメーカに外壁色変更シミュレーションをお願いしていますが、1Fはブラウン系を軸に考えています。
リフォームカタログにある塗装色の中の「ブラウン」について、マンセル記号が判明したので、これを元に色々と調べています。
・マンセル記号: 8.4YR 4.6/2.1
・カタログの写真: 下図で赤枠内がブラウン色
・これを読み込んで得られたRGB値: 126,91,76(#7e5b4f)
一方、Web上で得られるマンセル値とRGB値の対応を示す各種データをもとに、上記マンセル記号(8.4YR 4.6/2.1)付近のカラーチャートを作成すると次のようになります。
色相(8.4YR)に対して、前後の色相:7.5YRと10YRにおける明度/彩度:4.6/2.1付近の表示色を示しています(赤枠内)。
これらを補間処理して得られる色を上記塗装色と比較すればいいのですが、カタログ色とそれに対するマンセル値がほぼ妥当なことは確認できました。
掛け時計や目覚まし時計、腕時計まで、最近は正確な時を刻み、時間修正不要な電波時計が多く見られます。
国内の2局の電波送信所(福島局と九州局)から送信される標準電波(時刻情報) を自動選局し、時刻やカレンダーを自動修正するものですが、電波の受信開始から終了まで結構時間がかかるようです。
手許にあるCASIOの時計の取説には、受信開始から終了までに約2分から16分かかるとあります。
日本をはじめ、多くの国では1回1分のデータ形式で時刻情報を発信していますが、この中にはノイズが含まれることもあり、データを数回受信してそれらを比較することで精度を高めています。 このため、正しいデータを確定するまでにある程度の時間が必要となるわけです。
● 電波送信所の詳細データ
国内にある2箇所の送信所は以下のとおりで、各局から900~1,000kmが受信可能範囲です。
ここ広島市では両方の電波が受信可能です。
・福島局
福島県大鷹鳥谷山(標高794m)のおおたかどや山標準電波送信所
送信周波数 40kHz
・九州局
福岡県と佐賀県との県境に位置する羽金山(標高900m)のはがね山標準電波送信所
送信周波数 60kHz
スマホのGPS機能は便利ですが、現在位置算出処理を頻繁に行うためにバッテリーの消耗が激しくなるとともに、ストーカーの危険が増大する可能性もあります。
また、機種によってはカメラ撮影時に写真情報に撮影場所が記録されてしまうこともあり、これをそのままネット上に公開すると悪用されることも考えられます。
そのため、スマホのGPS機能は使わないときはオフにしてことが賢明です。
GPS(Global Positioning Sysytem:全地球測位システム)については、下記サイトでその原理を疑似体験できます。
「位置検出」ボタンをクリックすると、その時点で「広島」の位置算出に用いられる3個の衛星が決定され、結果が表示されます。 「リスタート」で再開されます。
先日、旅に関するある雑誌を見ていたら、次のようなアンケート結果が載っていました。
1年の内で最も好きな季節(春夏秋冬)を尋ねるものです。
夏が一番好きだと答えた男性は11.3%、女性は10.9%でした(他の季節はここでは省略)。
全体では12%だと・・・。
???
おかしいです。
全体では10.9%と11.3%の間の値になる筈です。
全体の集計に、男性でも女性でもない人(性別を指定していない人)が含まれていれば話は別ですが・・・。
検討してみました。
雑誌の発行元にこのことを指摘すると、後日回答がありました。
・全体の集計では男女の区別のない方も含まれている。
・説明不足で申し訳ない。
と。
近所のお宅が引越しをされたとき、業者が作成した「境界確認書」には、我が家との境界点の座標が世界測地系に基づく平面直角座標 Ⅲ系での値であることが記されていました。
「平面直角座標系」は日本国内を測量するために策定された平面直交座標系で、狭い範囲を対象とした測量などで使用されます。
日本国内に19ある「平面直角座標系」において、Ⅲ系は広島県、山口県、島根県内の全市町村を対象地区としています。
Ⅲ系について、緯度・経度<->平面直角座標の相互変換を行う簡単なアプリを作成しました。
(参考)境界確認書中の境界点座標の例
我が家に隣接するお宅が引越しをされ、業者が隣地との境界線確定のための測量を実施して、先日「境界確認書」なる書類を持参されました。
境界点(KP5~KP7)には赤い丸印が付けられています。
確認書には境界点座標とともに、これらを測定するための基準点座標も記されています
・街区多角点には英数字など5桁程度の名前が付いていますが、ここでは省略。
・座標値も一部塗りつぶしてある。
これらの基準点などが具体的にどの地点なのかを、示された座標値をもとに算出し、Yahoo!地図上にプロットしてみました。
記載の街区多角点は国土地理院の基準点成果等閲覧サービス(下記注参照)より位置を特定し、その他の基準点(補助点やTxx点)はこれを起点にX、Y座標値の差から位置を割り出しました。
基準点は道路上の角の点、敷地境界点などに設けられていることがわかります。
(注1)座標値について
・これらの座標は日本の平面直角座標系:Ⅲ系での値。
・座標系原点は東経132°10’、北緯36°の地点(隠岐の島の西約80㎞の海上)
・X軸は子午線方向で、真北に向かう値がプラス。
・Y軸はX軸に直交する方向で真東に向かう値がプラス。
・従って、左手系の座標系である。
下図左上の14個の突起を持つ図形をもとに、種々の面取り処理を行った図形を紹介します。
これらは下記の「多角形の面取り描画アプリ」で作成しました(多角形の種類:花びら、14枚を指定)。
本アプリを使用すると、正多角形、星形多角形や任意の多角形の角(頂点)を面取りした図形が得られます。
-> 多角形の面取り描画アプリ
星形多角形には種々のものがありますが、ここでは正12/5角形の角(頂点)を面取りしてできる様々な図形を紹介します。
これらは下記の「多角形の面取り描画アプリ」で作成しました。
一番最初の図形が基本となる12/5角形です。
正5角形をもとに、その5頂点を滑らかな曲線で結んだ自由曲線、更にその曲線の接線ベクトルの長さを変化させて得られる様々な曲線の例を以前紹介しました。
今回は正5角形の角(頂点)を面取りしてできる様々な図形を紹介します。
これらは下記の「多角形の面取り描画アプリ」で作成しました。