広島市佐伯区湯来町にある石ケ谷峡(いしがたにきょう)を散策しました。
広島市内にあるにも関わらず、今まで一度も訪れたことがありませんでした。
石ケ谷川沿いに7kmも続くこの渓谷は新緑・紅葉の季節が特に美しく、多くの人たちで賑わいます。
当日は入り口近くの丸子山憩いの森の駐車場に車を置いて、渓谷沿いの道をゆっくり上流に向かって進みました。
至る所に岩や小滝があり、遊歩道もきれいに整備されていて、紅葉し始めた木々を眺めながらの散策は気持ちの良いものです。
45分ほど歩いた地点で引き返しましたが、帰路、翌日に開催予定のイベント「湯来の秋を感じる~湯来で名勝歩き~」の準備とやらで近くの湯来西公民館の方が来られていました。
石ケ谷川は水内川(みのちがわ)に、水内川は太田川に合流して広島湾に注いでいます。
広島市安佐南区伴西地区の丘の上に建設されたバイオマス発電所を見に出かけました。
1年前の2019年9月に火入れ式、10月26日に営業運転を開始したこの発電所は国産の木質チップ(未利用木材、一般材、建設廃材)を燃料とし、定格出力は 7,100kW。
また、敷地南側法面には出力 約800kWの太陽光発電パネルを敷き詰めて、これによる発電も行っています。 これは一般家庭用太陽光発電システムのほぼ150軒分に相当する規模です。
発電した電力はFIT制度に基づいて中国電力へ売電を行っているそうです。
発電所の近くには公園が2か所(伴西第一、第二公園)整備されていて、西風新都の街並みを望むことができますが、残念ながら公園用の駐車場が見当たりませんでした。
2020年6月に広島県安芸高田市に新たにできた道の駅「三矢の里 あきたかた」。
国道54号線沿いにあるこの道の駅は、この地の戦国武将 毛利元就の訓え「三矢の訓え」に因み、名づけられました。
建物は3本の矢を模した尖った三角形の屋根を有し、産直市 ”VEGE PARK”も併設されていて、新鮮な野菜を少し買って帰りました。
「三矢の訓(え)」は「さんしのおしえ」あるいは「みつやのおしえ」と読みますが、道の駅は「みつやのさと」です。
ー> 三本の矢は一本の矢の何倍強いか ~三矢の訓とサンフレッチェ広島~
ー> 三本の矢は一本の矢の何倍強いか ~三矢の訓~(再考)
久し振りに緑化センター(広島市東区)に行ってきました。
1980年開園のこの施設は、2015年に「ひろしま遊学の森 広島県緑化センター・広島県立広島緑化植物公園」と、名前を新たにしました。
標高は公園正面入口で約100mですが、ここから樹々の間を3kmほど進んだ地点にあるレストハウスでは約400mと、かなり高くなっています。
園内の「さくら通り」にある十月桜のてっぺんに少し花が咲いていました。
10月24日から11月15日まではもみじ祭り2020が開催され、園内のあちらこちらで紅葉が楽しめます。
(注)ひろしま遊学の森とは
2015年(平成27年)に、広島県緑化センターと広島市森林公園の統一愛称について公募を実施し、選考委員会で「ひろしま遊学の森」に決定されました。
県と市は両施設の一体的な運営に取組んでいます。
先日、広島市安佐北区可部東にある寺山公園に出かけました。
標高102mの寺山の北東部を切り開いて造成した公園で、根の谷川沿いにあった県立可部高校も河川の拡張工事に伴い、2008年にこの地に移転しています。
公園の向こう側に見えるのが可部高校、その奥には2014年(平成26年)8月豪雨による土砂災害に見舞われた可部東5丁目の街並みが広がっていて、いくつかの砂防ダムが確認できます(右側の写真)。
寺山山頂からは可部地区を流れる太田川を見下ろすことができます。
また、山頂には被爆アオギリ2世が何本か植樹されていました。
これは広島平和記念公園内の被爆アオギリの種子から育てたもので、このようなアオギリ2世は全国至る所に送られ、育てられています。
2000年に広島市が公募した「広島の歌」グランプリに選ばれた「アオギリの歌」は、2020年3月までNHK広島のキャスターを務めていた森光七彩さん(当時小3、現在WSP所属タレント)が作詞作曲したものです。
♪ ♪ ♪ 電車にゆられ 平和公園 やっと会えたね アオギリさん ・・・♪ ♪ ♪
樹木の周りを覆っているネットは野鹿などによる食害防止用のようです。 当日も山頂付近の散策路で鹿らしき姿を目撃しました。