4月1日は綿抜(わたぬき)、更衣(衣替え)
4月1日は綿抜(わたぬき)、更衣(衣替え)の日です。
かつて、冬の間に防寒として着物に詰めた綿を旧暦4月1日に抜いていたことに起因します。
綿は繊維が絡まりあって塊の状態になっているものの総称ですが、通常はアオイ科ワタ属の植物から取られた木綿を意味します。
我が家の家庭菜園では毎年、綿を栽培しています。
春に種まきをし、秋に収穫・種の採取、これを毎年繰り返してきました。
黄色くてとてもきれいな花が咲き、実を結び、そして白い柔らかい繊維が生まれるまで120日~150日かかります。
綿は多くの国で栽培されていて、寒い時暖かく、暑い時は涼しくしてくれる、自然生まれ、自然育ちの繊維になります。
生産量の多い上位3か国はインド、中国、米国です。
写真は綿の成長の過程を示しています。
綿の花は野菜のオクラの花(下の写真)によく似ています。
綿と呼ばれるものにはこのほか、蚕の繭から作られた絹の真綿(まわた)もあります。
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