電子メールの添付ファイルはテキスト変換でサイズが約4割アップする
電子メールに添付される画像などのバイナリーデータは6ビット毎に8ビットASCIIコードに変換されます。
よく使用されるMIMEのBase64においては、
・元データをビット列にして6ビット毎に区切る。
・6ビット毎に予め決められたASCIIコードの文字に置き換える。
6ビットでは64種類の文字が必要であるが、A-Zの26文字、a-zの26文字、0-9の10文字に
+、-の2文字を使用する。
・テキストデータは76 文字毎に改行(CR/LF)コードを付加して区切る。
このため、バイナリーデータは、
8/6 x 78/76 ≒ 1.368
倍のテキストデータに変換されます。 即ち、約4割もサイズがアップします。
例えば、3.30 MB (3,470,975 バイト)のバイナリーデータは、
3.30 x 1.368 ≒ 4.5 MB
のテキストデータに変換されて送付されます。
実際のメールでは、これにヘッダー(約1kB程度?)やメール本文が加わります。
メール送信時には上記のように送付データ量が大幅に増大するので注意が必要です。
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