バイオマス発電 と カーボンニュートラル
先日、広島市安佐南区にある西風新都バイオマス発電所を見に行きました。
この発電所は太平電業(株)が2019年から稼働させていますが、国産の木質チップ(未利用木材、一般材、建設廃材)を燃料としています。
バイオマス(biomass)とは生物(バイオ)の量を、物質の量(マス)として表現したものであり、訳語としては「生物量」などが用いられています。
ところで最近、カーボンニュートラルという言葉をよく聞きます。
Wikipediaによれば、
・バイオマスは有機物であるため、燃焼させると二酸化炭素を排出する。
・しかしこれに含まれる炭素は、そのバイオマスが成長過程で光合成により大気中から吸収した二酸化炭素に由来する。
・そのため、バイオマスを使用しても全体として見れば大気中の二酸化炭素量を増加させていないと考えてよいとされる。
・この性質をカーボンニュートラルと呼ぶ。
とあります。
現在、国内には50カ所以上でバイオマス発電所が稼働しています。
広島県内では西風新都以外に、呉市に「中国木材本社工場木質バイオマス発電プラント」(出力:5,300kW)があります。
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