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2018年5月12日 (土)

アプローチタイルの盛り上がり量の計算例(3)

アプローチ中央付近の盛り上がりについて、今までは盛り上がり頂部近傍のタイルの膨張に着目した計算モデルで検討してきました。

例えば、アプローチタイルの盛り上がり量の計算例(2)では盛り上がり部の前後各3枚のタイルの膨張をもとに計算しましたが、アプローチ全長(門扉~玄関ポーチ階段手前までの約5m、長手方向タイル約50枚分)を考えたらどうなるでしょうか。

アプローチの両端は門扉を支える門柱・ブロック塀と玄関前の階段であり、ここでタイルの水平方向の変位は拘束されていると考えられます。

各タイルのひずみ(熱などによる膨張)がアプローチ全長のほぼ中央で一気に盛り上がりとなって現れているのかもしれません。

タイル1枚当たりの伸びを0.008mmとすると、アプローチ端から中央までの2.5m(タイル25枚分)の伸びの合計は
   0.008 x 25 = 0.2mm
となります。

これをアプローチ中央付近のタイルの盛り上がりで逃げようとすると、その高さはどのようになるのでしょうか。

このような考え方で再検討した結果を下記にまとめました。

ー> アプローチタイルの盛り上がり量の検討(全タイルの影響)

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