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2018年2月 6日 (火)

LED照明の明るさは定格光束で?

LED照明のカタログを眺めていると、メーカ各社で明るさの表現が異なっているのがわかります。

明るさとはLED照明器具から放出される初光束のことで、単位はルーメン(lm、lumen)ですが、

・HITACHI: 定格光束
・TOSHIBA: 器具光束
・Panasonic: 全光束

と言い方が異なります。

あるメーカでは資料によって上記の3種の言い方が混在していました。

色々調べてみると、

・全光束:
 光源から360度すべての方向に放出する光量で、照明器具の明るさを表す。

・器具光束:
 光源から放たれた光の一部は天井に放射されるなど、全光束すべてが照明として使われるわけではない。
 実際の使用時に近い状態で測定した明るさが器具光束である。

・定格光束:
 LED照明器具から放出される初光束(使い始めの頃の光束)のことで、器具光束に相当。

との説明を見つけました。

これによれば、

 定格光束 ≒ 器具光束 < 全光束

ということになりますが・・・。

下の写真は2016年9月に洗面所に取り付けたTOSHIBA製LED照明で、器具光束は3,699lm、消費電力は34Wです。

ところで、最近の同等品は同じ3,699lmで消費電力は28.3Wと、省エネ性能が一段と向上しています。

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